死人はスキーをしない
- ティベット警部 (2)
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普通。 | ||||
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P.モイーズの処女作にして、代表作。クリスティの後継者として期待されていた。しかし、本作の構成を見ると力量不足が歴然としている。被害者がリフトから降りて殺されるまで、誰が被害者に近付けたかを素直に考えると、自ずと犯人が分かってしまうのである。ミス・ディレクションもへったくれもない、真相がミエミエの創りで、読んでガッカリした。 日本で紹介された作者の作品には他に「殺人ア・ラ・モード」もあるが、これも平凡で女王の称号にはほど遠い出来。本作はヨーロッパの雪山に興味がある方にのみお勧めできる作品。 | ||||
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P.モイーズの処女作にして、代表作。クリスティの後継者として期待されていた。しかし、本作の構成を見ると力量不足が歴然としている。被害者がリフトから降りて殺されるまで、誰が被害者に近付けたかを素直に考えると、自ずと犯人が分かってしまうのである。ミス・ディレクションもへったくれもない、真相がミエミエの創りで、読んでガッカリした。 日本で紹介された作者の作品には他に「殺人ア・ラ・モード」もあるが、これも平凡で女王の称号にはほど遠い出来。本作はヨーロッパの雪山に興味がある方にのみお勧めできる作品。 | ||||
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パトリシア・モイーズの1959年の処女作。舞台は、オーストリアとの国境に接した、イタリア・アルプスのこぢんまりとしたスキー観光村、サンタ・キアラ。イギリスのティベット警部と妻のエミーは、スキー休暇を楽しんでいたが、まもなく殺人事件が発生する。とてもおもしろかった。時間的要素がカッチリと組み立てられた、精巧な謎解きが楽しめたが、それ以上に、情景描写と人物描写にコクがあり、物語そのものが非常におもしろかった。特に、クライマックスのスキーでの追跡戦は圧巻。ティベット物を読むのは、「死の会議録」に続いて2回目。前回ではティベットを”個性や魅力は特にない”と評したが、今回彼の魅力がわかってきた。確かに、シリーズ物の主人公には珍しく、目立った個性や能力はないが、良識と暖かさが自然とにじみ出る、まっとうで好感の持てる人物なのだ。 | ||||
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パトリシア・モイーズの1959年の処女作。舞台は、オーストリアとの国境に接した、イタリア・アルプスのこぢんまりとしたスキー観光村、サンタ・キアラ。イギリスのティベット警部と妻のエミーは、スキー休暇を楽しんでいたが、まもなく殺人事件が発生する。 とてもおもしろかった。時間的要素がカッチリと組み立てられた、精巧な謎解きが楽しめたが、それ以上に、情景描写と人物描写にコクがあり、物語そのものが非常におもしろかった。特に、クライマックスのスキーでの追跡戦は圧巻。 ティベット物を読むのは、「死の会議録」に続いて2回目。前回ではティベットを”個性や魅力は特にない”と評したが、今回彼の魅力がわかってきた。確かに、シリーズ物の主人公には珍しく、目立った個性や能力はないが、良識と暖かさが自然とにじみ出る、まっとうで好感の持てる人物なのだ。 | ||||
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