裁き屋稼業(渇望)



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初公開日(参考)2021年12月
分類

長編小説

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裁き屋稼業 (実業之日本社文庫)

2021年12月03日 裁き屋稼業 (実業之日本社文庫)

卑劣な手で甘い汁を吸う 悪党どもに復讐(リベンジ)せよ! 闇の探偵コンビが謎の盗撮犯を追う! 傑作クライムサスペンス 青臭い正義はいらない―― 裏の裁きでリベンジせよ! 着ぐるみ役者の成瀬は、怪獣映画の撮影で監督と喧嘩し降板、恋人にも見放される。 ゴーストライターの磯村もトラブルで仕事を干されていた。 そんな失意の二人に便利屋の片岡が探偵仕事を持ちかける。 娘の盗撮動画をネタに恐喝を受けているという会社社長から、 脅迫者の特定と動画データの回収を依頼され調査を始めるが、思わぬ罠がコンビを襲う!(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)

加筆修正でよけいに時代背景が混乱している。

二次文庫、三次文庫の刊行がやたら多い作家だ。その都度、手を入れているのは作家の姿勢としては、正しいのだろう。だが、そのことによる、時代背景の揺らぎが大きい。本作に限ったことではない。執筆当時にはまだ存在していないドローンがでてきた2000年代の二次文庫もあった。

読み進めるうちに本作もおかしいことにやたら気づく。
本書は2002年が最初の発表で、2006年に一度文庫化されている。
したがって時代背景は、ほぼ2002年がべーすになっている。

団塊の世代が登場するが、年齢は、現在に合わせて二十年ほど増やしたようだ。七十二歳だ。
その割には動きが若々しすぎるのだ。底本発売時期なら52歳。それならわかる。
世相としてはデフレ期で光通信電話詐欺なども登場している。
そんな背景にいきなり「パパ活」という、ここ数年に使れだした言葉が唐突に飛び込んでくる。
中途半端な加筆は止めた方がいいのではないか。

底本の時代背景そのままの方が、感情移入できる。冒頭に二○○二年、夏。とつけるとかね。

さらに指摘するならば、
テレビのリモコンを「遠隔操作器」と書いて「リモートコントローラー」とフリガナしてあるのは、時代錯誤も甚だしい。
2002年でもリモコンだろ!遠隔操作器ともリモートコントローラーとも呼ぶ奴はいなかったはずだ。

狙い定めた相手(須田)に主役ふたりがマンションに乗り込むシーン。先にこいつを攫う暴漢がいた。
拳銃を向け合うが、主人公が観念して床に伏せる。
おそらく銃弾の威力と飛距離が違うせいだろうと、読者としては推測するが、その説明はまったくない。
互いの距離も不確かで、拳銃の威力の差も示されていない。
表現が粗すぎる。
そしてそのマンションに入ると、エアコンデショナーはよくきいていたとある。
エアコンをそう呼ぶ日本人はまずいない。

これが誹謗するつもりで書いたのではない。著者の作品は二十年来読んでいる。ファンのひとりでもある。
低評価として記させていただいた。
底本を、加筆などせず、そのまま出してくれた方がうれしい。
西村寿行や大藪春彦を読み、その時代の風俗を懐かしむ。南英男ファンは、そこと被っていると知った方がいい。
裁き屋稼業 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:裁き屋稼業 (実業之日本社文庫)より
4408557064



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