謎のトマ

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種別
長編
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あらすじ

2012年06月07日 謎のトマ

ヌーヴォ・ロマンの先駆となった幻のデビュー作初版を初邦訳。死を抱いて生きる無限の反復を描く哲学的ミステリーの全貌が顕れる(「BOOK」データベースより)

評判

謎のトマの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク

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謎のトマの総合評価:

2.00/10点 レビュー 1件。

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No.1
(1pt)

これが最期というのなら 20220419追記

読もうとすると、ことごとく短く切れる蕎麦を啜るのに似た経験を伴うことに気づかされます。さまざまにじぶんを鍛えながら、また宥めながら進むと、アンヌの最期のくだりで、はじめて照準が合ってくるなにかに気づかされ、喜悦の持続に突入することができます。けれど、それは本物の引き潮の前触れに過ぎなかった。氏の訳を無為とは申しませんが、あらたな方のあらたな訳が必要と、読了後も感じています。歯が、テキストにしっかりと食い込んでいるものを読みたいからです。

20220419追記:
わたしの不遜が、ここに剥き出しになっています。
一方的なものの貧しさが、ここに横たわり、いい顔をしています。
不可能な謝罪を、ともに味わっていただくために、ここに彼の方の文を引き置かせていただきます。
責を負うこだまとして、わたしはここに留まり、愚かさの歩みをつづけて参ります。
ごめんなさい。

『彼について描くのは、ひとつの困難が伴う。夜に向けて語りかけなければならないという困難が。夜とは、哲学的な思考の中で昼の次元に属さず、見えるものや記憶の次元にも属さないもののことである。それは、沈黙に近づこうとすることであり、言説がそのまわりに配置されていく。「詩」だけがときおり、この沈黙を見いだす。だが、それは言葉とエクリチュールの運動そのものにおいては開示されず、つねに逃れ去ってしまう。夜の一部が言語の中に書き込まれることもあるが、それは同時に、抹消の瞬間である』(アンヌ・デュフールマンテル)
謎のトマ Amazon書評・レビュー: 謎のトマより
4120043886
No.0
(1pt)

これが最期というのなら

読もうとすると、ことごとく短く切れる蕎麦を啜るのに似た経験を伴うことに気づかされます。さまざまにじぶんを鍛えながら、また宥めながら進むと、アンヌの最期のくだりで、はじめて照準が合ってくるなにかに気づかされ、喜悦の持続に突入することができます。けれど、それは本物の引き潮の前触れに過ぎなかった。氏の訳を無為とは申しませんが、あらたな方のあらたな訳が必要と、読了後も感じています。歯が、テキストにしっかりと食い込んでいるものを読みたいからです。
謎のトマ Amazon書評・レビュー: 謎のトマより
4120043886

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