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No.7
ベルリン飛行指令
佐々木譲
冒険小説の傑作!
No.6
解錠師
スティーヴ・ハミルトン
犯罪小説であり、青春小説でもあり
No.5
理由
宮部みゆき
私はハマリました
No.4
模倣犯
本当に超大作です
No.3
闇の記憶
ウィリアム・K・クルーガー
大成功の実験作
No.2
魔術はささやく
よく練られている
No.1
特捜部Q 檻の中の女
ユッシ・エーズラ・オールスン
次作への期待が高まる
本作、「エトロフ」、「ストックホルムの密使」で第二次世界大戦三部作と言われている通り、「エトロフ」と登場人物が共通する(「ストックホルム」は未読)が、話の内容は全く別物。スパイアクションの「エトロフ」に対し、こちらは航空冒険小説というべきか。「エトロフ」が「針の眼」を連想させるのに対し、こちらは「もっとも危険なゲーム」など、ギャビン・ライアルを思い出させた。
主人公・安藤大尉は騎士道精神にあふれた戦士であり、当時の日本海軍主流の価値観との相違に悩みながらもストイックに自分の美学を追求する・・・ハードボイルドの本流が見事に展開され、読むものを魅了して行く。
史実として、ゼロ戦がドイツに届けられたのか否かは関係なく、当時の緊迫した世界の状況が丁寧に描かれていて、第二次世界大戦前史としても面白かった。