死夢(シニユメ)

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評判

死夢(シニユメ)の評価:

3.20/5点 レビュー 5件。 C ランク

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平均点3.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(3pt)

過去の強烈な記憶を抑圧できるものだろうか?

中学時代の同級生が同じ夢を見て死んでいく・・その謎を解くストーリなのだが、死夢が共通ということに対する論理的な根拠は薄く、先に結論ありきで、こじつけた感じがする。この話の場合では、死夢のキーワードは「猫」ではなく「死に追いやってしまった少女」であるのがふさわしい。
少年達がいたいけな少女を死に追いやり、なおかつ死姦する描写は異常であり、少年たちの一言一言が不思議なリアル感で生々しく、死してなお少女が痛々しかった。(女性は読まない方が良いでしょう。)主人公の死顔が思いのほか安らかなのは、過去に犯した罪の代償を自分の命でまかなったことの満足感か、無意識ながら感じていた罪の意識からの開放感かはわからないが、しょせんは自己満足である。
死夢 Amazon書評・レビュー: 死夢より
4048739344
No.2
(2pt)

いまいち

ある夢を見た友人が次々と死んでゆく。そして主人公も同じ夢、つまり死夢を見るのだが、それには過去の暗い事件があった、と言う内容。同氏の作品は好きで結構読んでいるが、これはイマイチだった。内容が冗長で、ホラーっぽいが大して怖くない。オチもある程度は検討がついてしまう。これなら「タロットの迷宮」の方がずっと面白い。あまりお勧めできない作品だった。
死夢 Amazon書評・レビュー: 死夢より
4048739344
No.1
(1pt)

岡田尊司氏のご都合主義性暴力小説

最近は、本名である「岡田尊司」の名で著書を多く出している小笠原慧氏の09年刊行の小説。
岡田尊司名義で書いた『脳内汚染』(05年刊行)において、「メディアの暴力描写は、子供の暴力性を高めるので法規制せよ」と訴えていたにも関わらず、本書は性描写と暴力描写ばかりである。岡田尊司氏の小説は、基本的に暴力描写、性描写が多いのだが、そことの整合性をどう取るのか気になるところである。

小説としての評価を一言で言えば、駄作、となるだろう。
物語として言えば、主人公の同級生が次々と変死をし、そのときに見たという夢があるという。そして、自分自身も同じような夢を見た。自分自身が助かるためにも、と、故郷へと戻り原因を調べ……となる。
序盤では、この地域では、突然死をする人が多い、とか、色々と伏線のようなものがあるのだが、それらは全く回収されることはなく終了する。単なる投げっぱなしである。オチもきわめてわかりやすい。替わりに、物語上、一切の意味を成さない性描写がやたらと分量を占める。はっきり言って、何の面白みも無い。

『脳内汚染』自体が、主張の都合の良いデータだけをかき集めて作られたご都合主義小説のようなものであるが、それをそのまま小説にしたのが本書といえよう。
死夢 Amazon書評・レビュー: 死夢より
4048739344