最後の秘密: ハウスメイド3

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

最後の秘密: ハウスメイド3の評価:

4.09/5点 レビュー 11件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.09pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(3pt)

終盤の駆け足的な展開に物足りなさを感じました。

愛する男性エンツォと結婚して十年以上経ち、小学生の娘エイダ、息子のニコとともに四人家族で暮らす元ハウスメイドのミリー。作品の五分の三ほどの分量を占める「第一部」は、そのミリーの視点で、引っ越し先のおかしな隣人たちに悩まされる日常が描かれていきます。

と、その前に置かれた冒頭の「プロローグ」がとにかく不穏な描写で、誰の視点からのものか一切明らかにされていないため、いたくそそられましたね。「このシーンは、一体全体なんなのか?」と引っ張られるようにして、第一部を読んでいきました。

後半「第二部」以降に衝撃的な展開が待っているのですが、勘のいい(裏読みする)読み手の方なら、この展開は事前に気がつくかもしれません。
私はと言えば、まんまと作者の手のひらの上で踊らされてしまい、呆気にとられるしかなかったのですが……。

不満に感じたのは、終盤の展開ですね。もっと容赦のない展開を期待していたのですが、話の詰めが甘いというか、つじつま合わせに終始しているように思えてなりませんでした。
ただし、後半に行くほど頁をめくる手は速くなっていったので、つまらなかったというわけではないのですが……。
ハウスメイド3: 最後の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ハウスメイド3: 最後の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151867031
No.1
(3pt)

誰にでも隠さなければいけない秘密がある

ご近所、家族そして子供たちにさえひとには話せないドロドロの秘密があってその沼のなかで溺れそうになっています。殺人事件が起こってしまいますが犯人捜し、トリック、動機などミステリとしての成立はかなり厳しい出来です。海外翻訳ミステリの王道として「警察はまったくの無能」「現代なのに科学捜査は機能しない」という鉄則をかたくなに守っています。

他人の不幸は蜜の味、と割り切って楽しむことをおすすめします。作中でも語っていますが「シリーズものでは第3作が必ずしもいちばんおもしろいとはいえない。」まさにそのとおりでした。
ハウスメイド3: 最後の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ハウスメイド3: 最後の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151867031