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萬
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萬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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大藪春彦新人賞なので、アクションバイオレンスを期待した。 全然違った。 普通の文学として読んでも、まぁ、普通。 松本清張賞も横溝正史賞も、推理小説というわけではないが、大藪新人賞は、もう少し、その名のにふさわしい章であってもいいのではないか。 闇社会の生態や、ギャングがたくさん出てくるような作品。 かつての西村寿行のような作品とか伊坂幸太郎の『マリアビートル』のような作品。 それが大藪春彦新人賞だろう。。。。 | ||||
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ビリヤードを題材にした異色の作品だ。物語のテンポもいい。 京都を舞台にしているので、その情景も面白い。 狂ったハスラーとの対峙が緊迫感がありますね。 | ||||
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結構読みやすい文章で、そして賭けビリヤードという設定はおもしろいなと思ったけれど、そのほかは特にピンとくるものがなかった。 萬の店長はわりかし好きだったかもしれない。 | ||||
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良い本でした | ||||
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文体も好きだし、テーマが斬新。ラストの展開も秀逸だと思います。 ちょっと、医者が気持ち悪すぎたのが玉にキズですかね。 | ||||
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別世界の話、現実にあるのかな?とも思いました | ||||
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第一回「藻屑蟹」に続く、久々にインパクトある受賞作。京都・四条大宮の下町にある球屋「萬」。球屋はビリヤード場のこと。古めかしい情緒が残るこの遊技場を舞台に、スーパーで働く21歳の主人公・譲を取り巻く奇々怪々な人間模様。賭けビリヤードに漲る緊張感と、傷を持つ人間たち特有の諦観と弛緩の交錯具合が絶妙。審査員の馳星周&今野敏の両氏の透徹な審美眼は健在。賞も作家も頑としてこの路線を貫いていってほしい。 | ||||
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うまくはいえないが、すごく質感が迫ってくるような作品だった。その土地の匂いやBGMのような生活音。ザラザラとした日常。その世界を感じるのに十分だった。 話も個人的にはものすごく好き。 ドライなようでそうでない、またその逆なような人間関係がたまらなくツボだった。ビリヤードのことは詳しくわからなくとも十分理解できるし、ワクワクした。 読みやすいけど、世界観にマッチしたドライな文章も好みだった。何回も読める貴重な作品。好きな作品がまた増えた。 合わない人もいるかもしれないが、どれだけ売れてる作品だって合わない人はいる。この作品はハマる人はどっぷりハマれるという作品だと感じた。 | ||||
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京都四条を東に西に、描かれるのは賭けビリヤード。息を呑む緊迫感と、じっとり汗ばむような日常の倦怠感。京都の古さと新しさ、排他性と受容性、そんなアンビバレントな古都の舞台が、登場人物たちの怖くて優しい妖しさと業の深さを色濃くさせる。救いがあるのかないのか、読み終えても余韻が残るのは、すぐれた小説の特徴だと思う。賭けビリヤードはやめておくが、何年かぶりに玉を撞きたくなった。 | ||||
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第一印象は、文章が雑だということ。読点の「、」の使用が非常に少なく、読みづらい。端的に言えば、ネットでよく見かけるような素人っぽい文章。思いついたままに文章にしているような感じで、読者が理解しやすいように文中の語句の順番を考えたり、適切な言葉選びに苦労しているようには見受けられない。過去の大藪春彦新人賞の受賞作の中で一番文章が稚拙だと感じた。 短い小説の中で、結構多くの人物が登場するが、それぞれの人物の描写が薄味で、詰め込み過ぎているように感じた。また、無駄と思えるような描写も多かった。 今野敏氏の「抜群にセンスのある文体だ。普通なら無駄と思えるような日常 の描写も、決して無駄になって いない。物語の運びも秀逸だ」という選評と全く真逆の印象を持った。 春海がサナトリウムに入った経緯がよくわからないし、春海が最後にどうなったのかがわからないのも不満。 物語に意外性はある。 最後に主人公がフキタに言い放った言葉や、フキタの隠された秘密など。 それ以外に評価するようなところはなかった。 | ||||
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ネタバレは避けるが、平凡な人生にとんでもない刺激が平然と入ってきていることに、まったく違和感を感じないことが秀作フィクションであるということだと感じた。 私のレビューよりも選考委員の選評の方が参考になるだろうが。 | ||||
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