「出ていって、悪いことが起こらないうちに」念願のマイホームを手に入れたはずの母親がそうつぶやいたときから、翠の身辺で不可解なことが相次いだ―。

「出ていって、悪いことが起こらないうちに」念願のマイホームを手に入れたはずの母親がそうつぶやいたときから、翠の身辺で不可解なことが相次いだ―。

学校の旧校舎には取り壊そうとすると祟りがあるという怪奇な噂が絶えない。

「やっと、見つけた…」ナルは湖畔にたたずみ、呟く。

リンが消え、綾子が消え、そして、ナルも消えた。朽ち果てた校舎の中で、麻衣はひとりぼっち―。

緑陵高校の生徒会長・安原の懇願を受け、麻衣たちは調査に向かった。

家の怪異、修繕します――。

大手デベロッパーのIR部に勤務する松永光弘は、自社の高層ビル建設現場の地下へ調査に向かっていた。

血の匂いがするーー。複雑怪奇な洋館に隠された恐るべき秘密とは。

聖創学院に訪れた文化祭の季節。文芸部の面々も、会誌の作業に追われる日々を送っていた。

終わらない《合わせ鏡の悪夢》、その真実とは。

生じた亀裂は、さらに拡大していく――。

行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、 後継者選びのため親族一同が集められた。

「渋谷サイキック・リサーチ」の所長は、渋谷一也。そこでアルバイトをしているあたしは、麻衣。

あまーい囁きは恋人同士なら大歓迎。

古い瀟洒な洋館で頻発するポルターガイスト現象。

「やっと、見つけた」シリーズ第1作からの謎がついに明かされる! 能登の事件を解決し、東京への帰路についた一行は、道に迷ってダム湖畔のキャンプ場にたどり着いてしまう。