発行日：1988年07月31日

出版社：双葉社

ページ数：254P

【あらすじ】

大下勝一の消失は不可解の一語につきた。胃ガンの手術後、大下は病院の個室から行方をくらましたのである。点滴中でベッドに横になったままだから自力で病院を出ることは不可能だった。誰が、何のために彼を連れ出したのか?病院も、警察も彼の消息をつかむことが出来なかった。彼の女房は、自殺じゃないかと言う。しかし、どうやってか?雑誌編集者の畑はこの謎の失踪を追求する。しかし、その彼の前に現れたのは…。傑作『死者の失踪』などサスペンス・ミステリーの珠玉7篇を収録した傑作短篇第4集。

発行日：1991年02月28日

出版社：双葉社

ページ数：301P

【あらすじ】

推理作家の大下勝一が、入院中の病院の個室から忽然と姿を消した。大下の消失は、不可解の一語に尽きた。点滴中でベッドに横になったままだから、自力での脱出は不可能である。誰かが連れ出したにせよ、24時間体制の病院で誰の目にも触れず連れ出すのは不可能だった。大下はいかなる方法で…?(『死者の失踪』)―他6篇を収録した珠玉短篇集。