発行日：1998年10月31日

出版社：光文社

ページ数：345P

【あらすじ】

あじさいの咲く箱根路で、バスの墜落事故が発生した。犠牲者・荻野泰子の遺族に連絡すると、事故の前日、泰子の兄・功男が広島で刺殺されていたことが判明。ルポライター・浦上伸介は、兄妹の不可解な連続死亡事件に作為の匂いを嗅ぐ。取材で浮かび上がったのは、兄妹の秘められた背景だった!?墜落事故に潜むある謎と、容疑者たちの完全無欠のアリバイ。