発行日：2003年01月31日

出版社：新潮社

ページ数：382P

【あらすじ】

南極のアメリカ観測基地からの連絡が途絶えた。現地に急行した救助隊は、無残に老衰死した4人を発見する。深くきざまれたしわ。肝斑。抜け落ちた白髪。白濁した眼球。36歳だった科学者が、5日間で90歳の老人へと激変していた。北極の英仏基地、シベリアのロシア基地でも同様な事態が発生。奇病の原因は未知の細菌か?あるいは新型の生物兵器か?巨匠が挑む近未来サスペンス。

発行日：2003年01月31日

出版社：新潮社

ページ数：386P

【あらすじ】

疫病解明のため、当該国の政治家や科学者からなる危機管理グループが結成された。しかし、政治家は現状を利して自国の利益を図ろうとする。懸命な研究にもかかわらず、感染者の数は激増。そんな折、シベリアのバイカル湖周辺の洞穴から、新石器時代の人間の死体が多数発見された。しかも、そのほとんどが著しい老化の特徴を呈していた。現地へ飛んだ調査団がそこで目撃したものとは。