発行日：1999年08月31日

出版社：幻冬舎

ページ数：302P

【あらすじ】

里見昌枝は、結婚七年にして突然、夫の慎治が嫌いになった。昌枝は強引に別居するものの嫌悪を抑えきれず、ついに殺害計画を企てる。しかし決行当日、すでに慎治は何者かに絞殺されていた。慎治の死後、昌枝を性の虜にした生命保険会社の中西によれば、慎治は一億円の生命保険に加入しており、受取人を昌枝にしていた。しかも、保険を紹介した中西の前妻の美代子と慎治は不倫関係にあった。さらに慎治が十年前の迷宮入り殺人事件の関係者だった可能性も浮上し…。棟居刑事シリーズ最新作。

発行日：2001年01月31日

出版社：幻冬舎

ページ数：210P

【あらすじ】

里見昌枝は、結婚七年目にして突然、夫の慎治が嫌いになった。昌枝は強引に別居するものの嫌悪を抑えきれず、ついに殺人計画を企てる。しかし犯行当日、すでに慎治は何者かに絞殺されていた。そしてなぜか、慎治は一億円の生命保険に加入しており、受取人を昌枝にしていたことがわかった。しかも、保険を紹介した中西の前妻の美代子と慎治は不倫関係にあった。さらに慎治が十年前の迷宮入り事件の関係者だった可能性も浮上し…。棟居刑事シリーズの傑作登場。

発行日：2002年03月31日

出版社：幻冬舎

ページ数：314P

【あらすじ】

結婚七年目、突然夫の慎治が嫌いになった里見昌枝は、嫌悪を抑えきれず殺害計画を企てる。だが犯行計画当日、すでに慎治は何者かに殺されていた。慎治の死後、昌枝に慎治の生命保険金一億円が舞い込むことも分かった。突然の自由と大金、新しい恋人。昌枝は幸せの絶頂かに見えたが…。愛憎渦巻く人間模様を描く棟居刑事シリーズの傑作登場。

発行日：2012年05月25日

出版社：角川書店(角川グループパブリッシング)

ページ数：318P

【あらすじ】

昌枝は自分でも説明がつかなった。相思相愛、理想の結婚を実現した7年後、突然、夫の慎治が嫌いになってしまった。嫌悪を抑えきれず、夫を殺すべく完全犯罪を企てるが、決行当日、夫はすでに殺害されていた。事件に注目した棟居刑事は、巧妙に仕組まれた犯罪を追及する。自由、多額の保険金、新しい恋人を一手にした昌枝が陥った人生の深い罠とは。愛憎と欲望に翻弄される人間たちの悲哀を描ききった、棟居シリーズの白眉。社会派ミステリの到達点。