M殺人事件

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種別
長編
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あらすじ

1987年11月30日 M殺人事件―躁鬱(でこぼこ)探偵コンビの事件簿 (光文社文庫)

超ネアカ人間の不破太平は、アルバイトで人気作家・丹波格太郎に付いて1週間の密着ルポを開始。故郷講演後、高校時代からの同人誌仲間との旧交をあたためる丹波に同行して温泉へ。翌朝、露天風呂に飛び込んだ太平の目の前に丹波の死体が…!相棒の朱雀秀介も珍しく元気で、新人類パワー全開。大好評のシリーズ第4弾!長編ユーモア推理小説。(「BOOK」データベースより)

評判

M殺人事件の評価:

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M殺人事件の総合評価:

6.00/10点 レビュー 2件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2
(3pt)

さすがセルフ・パロディが冴える

密着取材って、バイトにまかす仕事か?
 恐るべし、不破太平のポテンシャルW
 それはともかく、性風俗、CM製作、ファッション業界と、虚業の中での人間関係を題材にしてきた本シリーズだが、本作品の“業界”はミステリ作家ということで、推理小説へのツッコミがひときわ目立つセルフ・パロディ作品となっている。

 とは言えミステリの構成としても面白い。
 容疑者が全員アマチュアとはいえ推理小説のセミプロなので、見えてくる手がかりは、そのように演出されたものかもしれないのである。本来作者と読者の間に横たわる「後期クイーン的問題その1」を小説内でも疑える範疇にあるのである。あくまで部分的にだけど。

 まぁミステリテクニックというよりは、やはりユーモアにくすりと笑うのが本筋である。
 容疑者一人一人の作風が設定されているのだが、その一人は太平の問いに答えて、俺ならこう書くと言った。
「温泉自体が意思を持った犯人だった」――それは見事に幻想探偵社向けの事件ですなw
M殺人事件―躁鬱(でこぼこ)探偵コンビの事件簿 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: M殺人事件―躁鬱(でこぼこ)探偵コンビの事件簿 (光文社文庫)より
4334706576
No.1
(3pt)

失敗作に入るのかなぁ

今回は、容疑者になったミステリー愛好家たちの間を、不破がたらいまわしされているような印象が強く、それが大して面白くないし、似たような対話が続くので、どうしたって途中で飽きてしまう。序盤のミステリー問答や、意外な二人目の被害者など、面白いところは面白いのだが。殺人の動機も、トリックも、それを見破る朱雀の説明も、何もかもが腑に落ちない。三人目の殺人も、発生時期が遅過ぎる。なにより、事件の捜査に主眼が置かれがちで、主役三人の人間模様が稀薄になっているのが最大の憾みである。評価としてはシリーズ中の最底辺に据えるしかない。
M殺人事件―躁鬱(でこぼこ)探偵コンビの事件簿 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: M殺人事件―躁鬱(でこぼこ)探偵コンビの事件簿 (光文社文庫)より
4334706576

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