曲げられた真相: ミステリー傑作選
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曲げられた真相: ミステリー傑作選の総合評価:
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| 道夫秀介さんの作品をほぼ全部読んでしまったので この商品を買った人は・・・の中から適当に選んで買いました。 読んだことのない作家の作品が多く、ジャンルが似ないように集めてあるのか 馴染めない感もありましたが、知らない作家さんの作風を知って他の作品も読んでみる参考にできますね。 「白雨」が一番好きです。ドロドロしているのに美しいです。さすが。 生ガキの話は・・・そこまで掘り下げて推理してしかも当たってるなんてありえないなーと 違和感の残る作品。 「メルカトル」は怖くてめちゃくちゃ面白かったです。 この短編集を買わなかったら読むことはなかったでしょう。 こんど地図シリーズ買いたいと思います。 プレスリーの話は大半馴染めなかったのですが衣裳の人、面白かったです。 「克美さんがいる」は最後「えーっ」と驚いたけど どこからそうなった・・・と2回読んでしまいました。嫁姑の歴史、身近で深いテーマで 文句なく面白かったです。 「糸織草子」 きれいな歴史フィクションものを書きたいマニアの人なんですかね? ぜんぜん入り込めないし美しくもなく・・・好きになれませんでした。 うちの姉が同世代ですがヤツが書きそうな話です。 つっこみたくなるのが、糸は紡ぐものであって、織るのは生地ですし、 まゆを作るのは糸ではなく繊維ですよね。そこからまずもやもやします。 糸を使ったアイデアもありえない。絡みますよ、せめて紐でないと不可能です。 めちゃくちゃだから入り込めないのです。この話だけ★1かな。 中にめっけもんがあればラッキーで、7作品中4つよかったので私にとっては買って正解でした。 | ||||
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| 傑作選だけあってさすがに外れはないと実感。個人的には連城三紀彦の『白雨』が良かった。何かジメジメと暗い描写がたまらない。オチも全く想定外だったし、ヤラれた感が強い。あと森谷明子の『糸織草子』も江戸の京都がしっとりと描かれており、j好みに合っている。編集者のセンスの良さが光る一冊だ。 | ||||
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| 傑作選のいいところは読んだことのない作家の力作に気軽に出会えること。 収録作7本中よかったのは4本。 平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」(視点がおもしろい!) 石持浅海「Rのつく月には気をつけよう」(日常系の安定感) あせのごまん「克美さんがいる」(ある意味ホラー) 道尾秀介「流れ星のつくり方」(ワンアイデアですが) | ||||
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| こんな短編集でも読まなければ、出会うことのなかった作家もいるし、すごくお得感がありました。道尾秀介の「流れ星の作り方」は他の作品集でも読んだことがありましたが、再読しても素晴らしい作品でした。 | ||||
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| 2006年度のミステリーの傑作短編が揃っています。 このところ前後期に分けての出版となっているので、手頃な厚さで読みやすくなっています。 今回の七編の中で私の一番のお気に入りは、デビュー当時から読んできている連城三紀彦の「白雨」です。 「推理小説」の真髄を感じさせてくれながら、男女の心の機微を絶妙の筆致で描き出しています。 読んでいると、すぐにこの連城ワールドに引き込まれてしまう、そんな素晴らしい作品です。 ちょっと変わった視点と言うか、あっと思わせる作品としては、平山夢明の「独白するユニバーサル横メルカトル」があります。 この作品は、地図帳を語り手にした予想外の作品で、内容的にも凝った作りになっています。 個人的に可愛い作品で良いなあと思ったのは、石持浅海の「Rのつく月には気をつけよう」と言う作品で、カキパーティにおける食中毒の陰に隠された意外な真実を扱っています。 複雑な女ごころが描かれており、なかなか良いです。 その他、「マザー、ロックンロール、ファーザー」(古川日出男)、「糸織草子」(森谷明子)、「克美さんがいる」(あせごのまん)、「流れ星のつくり方」(道尾秀介)の四編が収められていますが、どれも粒ぞろいのいい作品です。 | ||||
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