鮮血の日の出
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タイガー・マン・シリーズ第2作。 今回は、アメリカに亡命したソ連情報部長官マートレルをめぐり、東側情報部の精鋭たちと血で血を洗う抗争を繰り広げる! 前回同様、何の苦労もなく敵のエージェントをバッタバッタと倒すシーンだけ見れば男らしい。 しかし、前作「銃弾の日」で、かつて自分の命を狙った女エージェント、ロンディーンの妹エディスを終始ロンディーンと呼び続けながら愛する姿には怒りを感じる。 前作でタイガーは、エディスをロンディーンと思い込み、陰湿な言葉を散々浴びせてきた。そのラストでロンディーンとは別人と判明しても、本作でも未練がましく、ロンディーン、ロンディーンとタイガーは呼び続け、結婚まで考える始末。別れた女のことが忘れられないのはわかるが、ここまでくるとどうしようもない。 おまけに男尊女卑的な言動が非常に多い。男の私が読んでもイライラしてくる位。 さらに、エディスもエディスで、たいていの人間なら前作の時点でタイガーのことを大嫌いになるはずなのに、前作から本気で愛し続けるなんて、どういう神経をしているんだ? 何なんだ、お前ら? | ||||
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タイガー・マンのシリーズ二冊目。 前作「銃弾の日」で出会った女性と結婚が決まったタイガー・マン、これを機会に、諜報機関から抜けて危険なことから足を洗うことを決心する。が、結婚式の当日の朝、組織のボスから連絡が入る。アメリカが戦争に突入するかどうかは、タイガー・マンの調査にかけられた。 ミッキー・スピレインは本当にアメリカという国が好きだったんだなあと思う。本書意外でもそうだが、敵は共産主義国家、その国に対するアメリカの対応にイロイロ文句が述べられている。一歩間違うと、愛国者というより狂信者ともとれるその言葉の裏に、自分の国家に対する愛着と、その正義を信じている一人の男の姿が浮かび上がってくる。 ただ、あんまり何度も繰り返されるので、だんだん鼻に付いてくる。アメリカだって先住民を征服してできた国家、けっこう酷いことやってるじゃない、と言ってやりたくなります。 このタイガー・マンのシリーズを好きになれるかどうかで、スピレインへの評価がガラッと変わるんじゃないかな。私には、このシリーズはいま一つでした。 | ||||
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