闇の航跡
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作者が最も多産だった時期の作品ですが、はっきりいってあまり面白くなかった。 黒岩重吾という小説家は人間のエゴを描くのが上手いといわれていたようですが、 本作の登場人物はただ身勝手なだけの輩という感じがします。 内容がゴタゴタしているわりにあまり盛り上がらないです。 あと黒岩重吾は文章自体が褒められることもあったようですが 本作は文章もそれほど良くないです。けっこう書き飛ばしているという感じがします。 それと本作で使われている「一度消えた火が再び燃え出した」というトリックは 実はかつて別の有名な推理小説で(作者と作品名はあえて伏せます)既に使われているものです。 はっきりいってパクリですね。確か中島河太郎氏が監修した推理小説に関する事典では 黒岩重吾の項目にかなり広いスペースを取っていましたが、本作は無視されていました。 文章があまり良くなくトリックがパクリということが分かっていたからでしょう。 結局はその程度の作品です。 | ||||
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なぜ男というものが抱くロマンがあります。 好き放題女を抱け、そこから金を得て 権力も手に入れてやろう、と。 この2つの物語はそんなことを心に秘めた者たちの物語です。 はじめはうまくいっているように思うでしょうが、 だんだんと男たちの抱いている野望は 思わぬ邪魔が入ったりしてうまくいかなくなります。 そして、破綻がやってくるのです。 秀逸なのは最後に出てくる作品でしょうか。 新興宗教を扱っている作品で、 そこには政治が絡むのですが この政治家の男がまさに勝手の権化。 だけれども最後には相応の報いを受けることになるのです。 ゆめゆめ、女性を見下さぬよう。 決してはいはいとしたがうような生き物ではないのですぞ。 | ||||
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