オールド・カントリーの殺人
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カナダのソールター警部がイギリスで休暇中に事件に遭遇し・・・というお話。 カナダ人の目から見たイギリスを描いた推理小説。同じ様な言語を使っていても文化や気質や気風の違う文化を比較する為にカナダの人間をイギリスに赴かせたというコンセプトで描いた比較文化論的な読み処で読ませる作品。といっても、あまり露骨に比較している訳ではなく、登場人物の関わり等の中からや行間からさりげなくカナダ人から見たイギリスの風土が匂い立ってくるという控えめな小説でした。 推理小説的には最初に単なる殺人事件に見えた話がやがて第二次大戦まで遡る話に行きつく・・・という割とスケールの大きいお話でしたが、イマイチインパクトと言うか、強烈さに欠ける感じがなきにしろあらずな作品でした。私の好きなシムノンのメグレ・シリーズも大体事件が起こり、メグレが捜査に乗り出し、解決するという殆ど同じ作品の多いシリーズでしたが、あまりうんざりせず、毎回カタルシスのある作品の多いシリーズでしたが、そういう中庸を心得た作品と比べるとやはりイマイチインパクトに欠けると言わざるを得ないと思いました。このシリーズのファンだし決してつまらない訳ではないのですが・・・。 カナダから見たイギリスが判るシリーズ第三作。お暇ならどうぞ。 | ||||
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