消えた人妻
- 虐待 (178)
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確かにこの安易なタイトルが、逆に読者を遠ざけてしまうもったいない作品。ロストニコフ・シリーズもリーバーマン・シリーズも大好きだけど、これらに比較してこの作品は、フロリダという土地柄のせいか、暗い過去がありながらもかなり軽め。主人公を始めとする、登場人物も読者が同化して苦しくなるようなこともないし、目に浮ぶ光景もかなり明るい。 失踪人探しは、ある種ハードボイルドの基本設定ですが、特に奇をてらった展開があるわけでもないのに、グングン物語に引き込むところは、さすが熟練作家のカミンスキー。 結末のつけ方が、昔のロバート・B・パーカーやヴァクスの作品を思い出させるような物事に白黒つけるだけが人生じゃないよね、というグレイな終わり方。他のシリーズも次を待ってますが、こちらも早く次作が読みたいと思います。 | ||||
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消えた人妻、なんてつまらない邦題は誰がつけたのかしら。せっかく、vengeanceっていう、名誉回復というような意味のちゃんとした原題があるのに。人妻と何かがどうかなる、という場面はまったくありませんよ。題でつまずいたけど、中身は面白い。スピードがあって、雰囲気はちょっと前のちゃんとしたハードボイルドっぽくて、楽しめる。旅行に持っていって合間に読むのにぴったり。一方、読み終わってみると最後のところは(秘密だけど)、ちょっとあっけないかも。最後に誰かにすべてを語らせる、というのでは、読者の探偵気分は満たされないもの。 とはいえ、ストーリーの良さで、星4つ。 | ||||
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