名犬フーバーと女刑事山猫(ワイルド・キャット)



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2007年07月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,642回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    名犬フーバーと女刑事山猫(ワイルド・キャット) (光文社文庫)

    2007年07月31日 名犬フーバーと女刑事山猫(ワイルド・キャット) (光文社文庫)

    井の頭公園で女子高生が絞殺死体で発見された。続いてその高校に在任していた教諭が刺殺されたことから、容疑者として或る在校生が浮かび上がる。が、時すでに遅く、彼は所在不明、次なる殺人のおそれも出てきた。この危機に、美貌の女刑事“山猫”が登場!長源寺、フーバーと共に難事件解決に向けて動き出す。アフリカを舞台にした雄大な長編「サファリ・ツアー」を併録。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    名犬フーバーと女刑事山猫(ワイルド・キャット)の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (4pt)

    観察しながら観察される

    名犬フーバーシリーズの第四弾。これまでは短編ばかりだったが、本作は短編の表題と、中編の「サファリ・ツアー」が収録されている。フーバーシリーズの外伝のような形態をとったこの「サファリ・ツアー」がとてもよかった。

    主人公の長源寺と映画スタッフが次作映画の参考になればと2週間のアフリカツアーに参加する。集まったのは年齢性別、仕事もまちまちな16人。農業を営む者、大部屋女優、獣医師に歯科医、高校教師親子や不動産屋、などなど個性豊かだ。これに添乗員と現地ガイド2人を加えた一団がアフリカで繰り広げるささやかな人間ドラマである。とは言っても特別な事件や事故が起きるわけではなく、サファリカーの中から野生動物を観察する登場人物の言動を読者である我々がじっくり観察するのだ。

    虎の威を借る狐のような人物、近づけばチクリと刺されそうな毒のある言葉で人を白けさせるヤマアラシのような人物、本当は強くて剛肝なのに表面上は穏やかな肉食獣のような人物。2週間を共に過ごすうちに見えてくるそれぞれの人間性。つい野生動物と対比してしまう登場人物の面白さ。そして2週間の旅が終わるころに彼らに起きるささやかで、でも爽やかな変化に読んでいるほうも浄化されたような気持ちになる。フーバーはお留守番だったのだが、その間に強盗事件を解決に導いていて、外伝風なのにしっかり存在感をアピールしていた。
    名犬フーバーと女刑事山猫(ワイルド・キャット) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:名犬フーバーと女刑事山猫(ワイルド・キャット) (光文社文庫)より
    4334742920



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク