秘宝迷宮 魔界都市ガイド鬼録
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「宝探し」というのは、ワクワク心を掻き立てるものがあるらしい。 本作はそれを扱っていて、なおかつ舞台が<新宿>であるから、楽しく読めた。 美人民俗学者・冴葉美樹(菊地読者にはニヤリとさせられる設定が!)とともに、外道棒八が宝求めて新宿中を駆け回る。例によって奇怪な妖物が現れ、あげくのはてにはナチス崇拝集団までもが二人の行く手を阻む。 言うまでも無くスピルバーグ&ルーカスの大ヒット映画の影響を受けたものだろうが、「宝探し」という手垢にまみれたものを、菊地流に料理するとどうなるか。「エイリアン」シリーズですでに試みられているわけだが、舞台が<新宿>では・・・・? 奔放な想像力には感服だ。 なんだが冴葉先生のキャラが立ちすぎて(まあ、それはそれでいいけれど)外道の影が薄い。大丈夫か、外道。 | ||||
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最近は純然たるホラーの短篇や、時代ものに力を注いでいる菊地秀行ですが、この伝奇アクションのシリーズは、順調に第四弾を迎えました。 主人公も敵も「魔界都市ブルース」「魔界医師メフィスト」などの他作品と比べると、そんなに強くはありません。そのB級な感じが、かえって新鮮な読み心地です。 今回のみどころは、なんといっても新キャラクタの冴葉美樹です。「トレジャーハンター(エイリアン)シリーズ」の太宰ゆきの血を引いているという設定の彼女は、慇懃無礼を地でゆく美女。言葉遣いは丁寧だけど、正義感や情緒といったものがまるっきり欠落している、じつに菊地秀行らしいヒロインです。 | ||||
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