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No.1
ダークゾーン
貴志祐介
ダークゾーンの感想
読み終えた感想としては、やっぱりうーんな感じ。
以前読んだ「クリムゾンの迷宮」と同じく、登場人物の描写が浅くてイマイチ感情移入出来なかったり、キャラクターの造形や戦闘しているシチュエーションのイメージができなかったり。
一気読みさせる筆力はさすがではありますが、「クリムゾンの迷宮」と同じくこの作品も漫画やアニメ・映像向きかなあと思いました。
何よりもがっかりだったのは、皆さんがおっしゃる通り物語の着地点ですね。
合理的に終わらせるにはやっぱりそうなるかあと予想しつつも、貴志先生だからとついつい期待しちゃいますね。
この作品のメインテーマは将棋。
自分は比較的将棋やチェスなどのゲームについて知識がある方なのでその分楽しめましたが、そのあたりに疎いとさらにつまらないかもしれません。
作品自体の純粋な評価は6点ですが、ヒロインとのシーンでの「早逃げ」に大爆笑させて頂いたので+1点。しかも早逃げに失敗してるし(笑)。
ある行為を将棋用語に例えているんですけど、表現力というかワードセンスが相変わらずスゴいですね。