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No.11
あの頃の誰か
東野圭吾
「秘密」の原型が読める
No.10
黄昏の囁き
綾辻行人
囁きシリーズラスト
No.9
黒猫館の殺人
まさかの変化球
No.8
シンメトリー
誉田哲也
短編も書き方が上手い
No.7
暗闇の囁き
読む順番を間違えないで
No.6
殺人方程式
古き良き探偵小説
No.5
緋色の囁き
流血の始まり
No.4
疾風ガール
女性主人公を書かせたら天才!
No.3
水車館の殺人
2作目を乗り越えたら。。。
No.2
春を嫌いになった理由
裏・最高傑作?
No.1
妖(あやかし)の華
ヒーローよ、もっと頑張れ!
全8話構成だが、最初の「シャレードがいっぱい」から4話目の「さよならお父さん」までは
なぜ今まで発表されずに埋もれていたのかが不思議なくらいの、初期の本格推理路線で書いていた頃の傑作である。
特に以下の二つはその後の東野作品を語る上での原型となっていたのであろう。
「再生魔術の女」
白夜行の唐沢雪穂、幻夜の新海美冬と並ぶ怖い女が描かれた作品。本当に怖いのでご注意。
巻末には単に収録のチャンスが無かった為とある。
「さよならお父さん」
ご存じ東野作品不朽の名作と言われる「秘密」の原型である。
「秘密」を読んで泣いた人たちは大勢いることだろうが、原型ではそこまではなく、happyで嬉しい気分にさせられる。
これはこれでいいのだろう。巻末にも「これを作品として収録するのはどうかと悩んだ」とある。
あと一つ、「ダイイングアイ」と並ぶ駄作を読みたいのならば「20年目の約束」でしょう。
なんのひねりもなく、オチも理解できなかった。
東野ファンの方ならばちょっと一息つきたい時に読んでみてはいかがだろうか。