妖精島の殺人

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評判

妖精島の殺人の評価:

2.90/5点 レビュー 10件。 B ランク

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平均点2.90pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1〜14 1/1ページ
No.14
(4pt)

不思議の島の事件

とてつもない不思議さである。
 謎めいた目的で建造された妖精の島が舞台となり、奇怪で不可能な事件が次々と起こっていく。いかにもな設定と怪しさで、ついついひきこまれてしまう。
 ほのかなエロスもときおり。
 下巻への期待は高まるばかりである。
妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス)より
4061826727
No.13
(4pt)

館ものミステリーとしての全貌を現す下巻

鮎川賞作家の山口氏の初の講談社ノベルスからの長編本格ミステリー作品の下巻。
上巻の最後でやっと事件が起こってからの下巻であり、本書からは上巻だけではよく分からなかった本作の館もの物理トリックミステリーものとしての全貌を現す展開だ。
正直この館のトリックは本格ミステリーをよく読んでいる人にはほぼ見当が付くと思われる。全く同じような発想のトリックとして既に東川篤也氏の館島など過去にこの発想は幾度となく繰り返されてきたからだ。
だが、トリックがありがちだからダメというのではなく、更にそのトリックと組み合わせて妖精界のファンタジックな要素も盛り込んで娯楽性たっぷりに仕上げており、結構面白い。
読んで損のない出来である。
妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス)より
4061826735
No.12
(4pt)

事件が起こるのは本書の最後あたりから

鮎川賞受賞の雲上都市の大冒険シリーズを2作東京創元社から出した後の初の講談社ノベルスからの作品。
いきなり上下巻組という破格の扱いである。
それまでの戦後すぐの舞台ではなく現代が舞台になっているが、登場人物等は大冒険シリーズの孫という関連性が持たされている。
この上巻ではまずある青年の不思議な体験談が語られ、それをもとに真相をさぐるべく主人公達が島に渡るまでがメイン。
殺人事件自体は本書の最後あたりでやっと発生する。
いわば上巻は長いプロローグのような扱いだが、退屈という訳ではなく、相変わらずのリーダビリテイーの良さで最後まで読ませてくれる。
事件自体は下巻からがメインとなるようなので、下巻への興味もうまく湧いてくるというものだ。
妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス)より
4061826727
No.11
(4pt)

館ものミステリーとしての全貌を現す下巻

鮎川賞作家の山口氏の初の講談社ノベルスからの長編本格ミステリー作品の下巻。
上巻の最後でやっと事件が起こってからの下巻であり、本書からは上巻だけではよく分からなかった本作の館もの物理トリックミステリーものとしての全貌を現す展開だ。
正直この館のトリックは本格ミステリーをよく読んでいる人にはほぼ見当が付くと思われる。全く同じような発想のトリックとして既に東川篤也氏の館島など過去にこの発想は幾度となく繰り返されてきたからだ。
だが、トリックがありがちだからダメというのではなく、更にそのトリックと組み合わせて妖精界のファンタジックな要素も盛り込んで娯楽性たっぷりに仕上げており、結構面白い。
読んで損のない出来である。
妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス)より
4061826735
No.10
(4pt)

事件が起こるのは本書の最後あたりから

鮎川賞受賞の雲上都市の大冒険シリーズを2作東京創元社から出した後の初の講談社ノベルスからの作品。
いきなり上下巻組という破格の扱いである。
それまでの戦後すぐの舞台ではなく現代が舞台になっているが、登場人物等は大冒険シリーズの孫という関連性が持たされている。
この上巻ではまずある青年の不思議な体験談が語られ、それをもとに真相をさぐるべく主人公達が島に渡るまでがメイン。
殺人事件自体は本書の最後あたりでやっと発生する。
いわば上巻は長いプロローグのような扱いだが、退屈という訳ではなく、相変わらずのリーダビリテイーの良さで最後まで読ませてくれる。
事件自体は下巻からがメインとなるようなので、下巻への興味もうまく湧いてくるというものだ。
妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス)より
4061826727
No.9
(1pt)

長すぎます

上下巻あわせての感想を言わせてもらうと、とにかく長すぎるの一言です。無駄が多すぎます。なにしろ事件が起こるのが上巻の後半になってからです。上巻のほとんどは削ってもいいと思います。
後半、島の館で起こる事件のトリックもはっきり言って、ミステリファンなら誰でもすぐに思いつくものであり、陳腐です。これなら一冊にまとめて、館での事件の描写を増やしてもっとサスペンス度を高めたほうがいいと思います。
妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス)より
4061826735
No.8
(2pt)

せっかくの魅力的な設定が十分に生かされていない

さて、どう評価したら良いのか、実に困った作品である。
この炸裂する奇想、そして島荘ばりの大ワザは、いずれも私好みだ。
しかし、どこか据わりの悪いというか、アンバランスな感じがするのもまた事実なのである。
そして、ミステりとしての魅力、読後の爽快感があまりない。

その据わりの悪さの理由を考えてみると、まず探偵役とワトソン役の魅力のなさ、ということだろう。
それと状況描写の稚拙さ、解決に至るロジックの羅列、というあたりだろうか。
この解決編は、もっとページを使っても良いから、じっくりと探偵役が論じて良かったんじゃないだろうか。
また、ネタバレになるため詳細を記すことはしないが、本作の犯人にも、まったく魅力を感じなかった。

つまり本作は、読んでいる間は面白いのだが、解決に至ってミステリとしての魅力が消えてしまうという、典型的な今風のなんちゃって本格ミステリということだ。
だから、せっかくの設定、奇想、そして魅力的な謎が提出されているのにもかかわらず、読後がすっきりとしない。
これは著者の筆力の問題なのかもしれないが、大変残念だ。
著者の「〜冒険」シリーズのほうは、むしろ最初から割り切っている分だけ、すっきりとしている。
あちらと比べると、「〜殺人」シリーズのほうは、どうも今ひとつ感が強い。

この設定で、妖精島の描写を乱歩風にねっとりとしたら、もっと不可思議さが増したんじゃないか。
せっかくの冒頭の妖精島のエピソードだし、ここが本作の肝心要のキモなんだからね。
ちょっと健康的すぎる描写は、この設定ではもったいない。
そして、いくらノベルスとはいえ、上下巻に分ける必要はなかったんじゃないのかな。
うん、ちょっと描写が冗漫なところを削って、その分、冒頭の妖精島の描写を濃密にしたら良かったのに。

ただし、読みやすい文章なのは著者の魅力のひとつではある。
妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス)より
4061826727
No.7
(2pt)

妖精の棲む島。

事件がどんどん起こってどたばたと展開する、冒険探偵小説です。真相もトリックもなかなか面白かったのですが、『妖精』というキーワードでもっと奇想が欲しかったです。島田荘司作品のような(島田荘司はもはやゴッドオブミステリーだから、及ばないにしても、もう少し近づけていれば、星四つでした)。密室とかアリバイとかではなく、容疑者が次々と殺されいくというスパイスで読ませます。…しかし、うーん、密室殺人のひとつでもあればなー。ドカンと、でかいショックが欲しかった…!読みやすさは相変わらず抜群です。あと、上下巻の表紙のイラストが幻想的で、素敵でした。しかし、電車で読むときはカバーを外してしまいました。誰に恥ずかしいことをしているわけではないのに…。勇気が欲しい…。
妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス)より
4061826735
No.6
(5pt)

探偵大活躍!

いよいよ下巻。
ネタバレになるのでくわしくは書けませんが・・・・学生探偵・真野原が大活躍します(笑)。
うん、探偵はこうでなくっちゃね!
そして驚愕のトリック!もう「そんな無茶な」と言う気もなくします(笑)
最後のどんでん返しも合わせて、大満足でした。
再読して発見することも多数。特に上巻の最初はしんみりとしてしまいました。
これでファンになったら、「雲上都市の大冒険」(鮎川賞受賞作)も是非!
(真野原の祖父が探偵です)
妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス)より
4061826735
No.5
(5pt)

超絶の謎!

新作「学園島の殺人」を読んだ後、再読したのですが、やっぱりこっちもおもしろい!
派遣社員の男の視点から始まり、謎の妖精写真、その写真に写る美女、と幻想的な謎でぐいぐい読ませられます。
そして妖精島での不思議な体験!
かと思うと、学生探偵・真野原の視点になって、脱力するようなユーモアとともにストーリーが進んで・・そしていよいよ妖精島に上陸!
「本当にこんな謎、解けるの?」という小説です(笑)
妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス)より
4061826727
No.4
(4pt)

スタイルの開拓?

「豪華客船〜」のように証言からスタートし、(山口さん式なのかな)
一般人が事件に関わるまでの情報集めやプロセスを丁寧に書いています。
冒頭から館に勢揃いしてすぐさま事件〜
という古典的な館ミステリとは異なる書き方なので
伝統を重んじる・古典的な館ミステリを期待した方には受け入れ難いようですが、
館系トリックはあらかた出尽くしたと思いますし、
新しいスタイルに挑戦して
読者を楽しませようとした姿勢は好感が持てます。
妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス)より
4061826727
No.3
(3pt)

冒頭から一気に引き込まれる

始まりから次々に事件が起き,それに伴い提示される謎や疑問には息もつけないほど.
承前のような前置きもないため,一気に物語へ引き込まれて行く気持ちよさがあります.
また,解決編での説明も長いのにわかりやすく,かといって説明的過ぎていないのがよく,
かなり複雑な物もあったりするのですが,図解が豊富でイメージが湧きやすくなっています.
他にも,途中で発生する探偵役とワトソン役の不協和音が読み手にもうまく伝わってきて,
同じように訳がわからず振り回され,苛立ちやもどかしさを感じさせられたのが印象的です.
反面,いろいろと起こる冒頭から解決に至るまでが短めというかやや急ぎ過ぎに感じ,
これとは逆で最後の章とエピローグにわけられていた後日談はいささか冗長なような….
長さはそれほどではないのですが,おしまいが二つあるようなぼやけた感覚が残りました.
なお,巻末によるとシリーズ化が決まったとのことで続刊は2010年に刊行の予定だそうです.
妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス)より
4061826735
No.2
(2pt)

物語の導入部が長過ぎる

上下巻分冊の上巻ということで,物語の導入部に多くが割かれるのはわかるのですが,
1章の100ページ超すべてがプロローグ的な扱いなのは,先が見えづらくいささか退屈で,
また,その序盤で繰り返される言い回しがくどく,冗長な表現が目立つもの気になります.
ただ,その1章があったせいか2章からの展開はちょっと意外というか新鮮に感じられ,
絶海の孤島,閉ざされた城,暴風雨などかなり定番づくしの設定にはなっているものの,
終盤から起きる事件とは別に,もう一つの謎が用意されているのは興味の引かれるところ.
主人公らもパターン化された感はありますが,軽めのやり取りは読みやすくてよかったです.
妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(上) (講談社ノベルス)より
4061826727
No.1
(1pt)

裏表紙のコメントは詐欺。冒険小説なら★4つ?

はやみねかおる氏が下巻の裏表紙で「本格推理小説」、「こんな謎とけっこねぇ」とうたってたので上下ともに買いました。
結論から言うと詐欺な宣伝で本格を沢山読んでる方には、上巻の段階で大筋で犯人、トリックも解ります。初めての方には分からないですが…オリジナリティは無いと思います。
島田荘司、霧舎巧、綾辻行人、二階堂零人さんで似たような作品を読んだ人には分かります。勿論、はやみねかおるさんの作品なんかど真ん中ストライク。
それは登場人物の設定にも当てはまります。
ではどういう方に楽しめるか…あまり本格を読んだことのない方もしくは名探偵の気分を味わいたい方(ただし作中のワトソン役の頭の悪さにうんざり)、です。
妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 妖精島の殺人(下) (講談社ノベルス)より
4061826735