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花散里
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花散里の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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講談社BOXの値段は高いですが、この本も期待に応えたおもしろさでした。 笑えるところは多々ありますが「ライトノベル」とは言えないでしょう。 ファンタジックな要素はなく、実際に起こり得る範囲内でストーリーは進行しています。 難しい言葉をたまに使っている点、性的な点、主人公の年齢から、大学生以上の年齢にお勧めです。 『針谷の短篇集』もそうですが、「『男子』の後ろめたさ」を共有している気分になります。恋人の「面白くない人だった」という言葉や「開封済みのコンドーム」などの生々しさのせいで、気晴らしにはならない読者も多いかもしれません。 なお、『花散里』とは扇を投げて得点を競う遊びで、作中で主人公がやります。(私はタイトルから何もイメージがわかなかったので、これは失敗でしょうね。) 純文学好きの方には柔らかすぎるかと思いますが、読書好きの方なら手に取る価値は充分あるかと思います。短篇集とあわせて、作者の安定した筆力を感じました。 | ||||
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著者のデビュー作。 表面的には、やりすぎ大学生の内省物語だが、 煙突に象徴されるような、文系非モテ男子の夢が倒壊する物語でもある。 普段ラノベばかり読んでいる読者には受け入れ難いであろう、夢から醒める物語。 | ||||
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