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冬華と千夏



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【この小説が収録されている参考書籍】
冬華と千夏 (実業之日本社文庫)

冬華と千夏の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

アンドロイド「オンリー」の発想が良い

近未来の設定とAIセックス・アンドロイド「オンリー」の展開が良かった。
草凪優氏の今後の活躍に期待します。
冬華と千夏 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:冬華と千夏 (実業之日本社文庫)より
4408556793
No.1:
(4pt)

虚と実、本物と偽物、愛の本質とは?

近未来の日本を舞台にした、セクシャル・サスペンスとあるが、バイオレンスに近いかな。セックス・アンドロイド〈オンリー〉を巡る話なので、作者お得意の艶めかしいセックスシーンが登場するかと思いきや、極力抑えられており、虚と実、本物と偽物、愛の本質とは?などといった掘り下げられた部分にスポットが当てられている。
荒廃した東京の様子が描かれているが、あながち空想とは言えないリアリティを持って読者を揺さぶる。今の政府のいい加減さ(汚職、改竄、隠蔽、などなど)を見ていると、ありうる話だと思えてくる。
そして本質の部分、官能小説を書いてきた作者であるからこそ言える、セックスだけが愛の表現の仕方じゃないんだぞ!というのが、エピローグに込められていると思う。
とにかく、ハラハラドキドキしながら読み進めることができる、エンタメ小説と言っていいだろう。
冬華と千夏 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:冬華と千夏 (実業之日本社文庫)より
4408556793

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