烏に単は似合わない
評判
烏に単は似合わないの評価:
3.04/5点 レビュー 297件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 81〜100 5/6ページ
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烏に単は似合わないの評価:
3.04/5点 レビュー 297件。 C ランク
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これほど酷評されているのではないだろうか。
ざっと中身を斜め見&表紙絵では、少女小説やラノベの一種と勘違いしてもしょうがないだろう。
古くはなんて素敵にジャパネスク、今風だったらアンジェリークや遙かなる時空の中で、などに
感度が高いユーザーが、それを期待して読んで、……なんぞこれ? となるのは当たり前だ。
私だって、昔風の少女漫画の元気主人公がテンプレっぽく御付きの女房やライバルキャラと
ほんのり友情を育みつつ、後宮の怪事件を解決していくんだろうなーと思って購入したクチである。
で、そういう構えで読むと、自然、主人公目線で読んでしまうでしょ。(ほら、少女小説だと思ってるから)
なのに冒頭から疑問爆発。お姉さんあんな目に遭って、自分身代わりで、すーっと意識から消せるもんなの?
と、初っ端から違和感と二人三脚フルスロットル全開である。
そのままお話はガンガン進んでいくので、まったく感情移入ができない。
そして少女小説らしからぬエグい死体が見つかり、(しかも主人公の友達)なのに、やだーどーしよー
でぽーっとしてる主人公。もはや共感どころか、後ろからエビぞりになるまで助走つけてドリルキック
かましたくてしょうがなくなる主人公。
脇の登場人物も主人公よりはマシかな…、とは思うものの、みんな別方向にスーパーエキセントリックで
やはり違和感ばかりが膨れ上がり、居心地悪く傍観者で読み進めて最後に若宮がご登場である。
こいつがまた宇宙人…? と真顔で本人に聞きたくなるほど訳が分からない。
まず連絡寄こさないのが分からない。お前若宮以前に社会人だろ、ほうれんそうは基本だろ。
それでみんな疑心暗鬼で病んでこの様だぞお前分かってんのかお前。
という基本的な疑問が脳内で沸き返り、ご高説も謎解きもまったく共感も爽快感も味わうことができなかった。
犯人も前述の違和感の積み重ねが伏線ではあったのだろうが、やはり無邪気な悪というより、無邪気なバカにしか見えない。
こうもうちょっとゾクッとする描写はなかったんか。
で、ミステリー小説を期待して読めば、フーはともかくホワイハウがみんなモヤっとしてて、
読んでる自分もモヤッ。自分は、ミステリファンだと自称すればおそらく本当のミステリファンに
マンドリンでボコボコにされるくらいのゆるいミステリファンなので、何でも美味しく読めてしまう悪食だが
(バーローの映画だってテレビでウキウキ視聴)
でもこれはアカンかった。えー、そんなに周りが都合よく動いちゃうほど犯人、魅力的でしたかね……?
結果、この小説は、主要読者層だと推定される、少女小説的世界観や、ファンタジーものが好きな読者、
ミステリーファンのどの好みからも45度くらいずれてしまった。
どれかに特化してればまた違っていたかもしれない。
2作目を読んでほしいと複数、書評にあるが、この1冊で勝負できなければ意味がないと思う。
正直星一つだが作者が若い人だというので期待値で星二つ。