青春時計
評判
青春時計の評価:
3.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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青春時計の評価:
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
性格の違う男女を3人の作家が分担して書いているので、それぞれの個性の差をうまく出せていると思います。
聖司と駿介、さらに慧の従兄で大学生の和久は慧に恋しています。ほぼ同時に自分自身が選ぶ未来に向かって踏み出していく若者が、自分の好きな彼女をどんな位置に感じようとするのか三者三様なところが面白い。誰に感情移入するかは読み手によって違うでしょう。
「青春ラブストーリー」というよりは「恋心も取り込みながら青春を加速するストーリー」かな。
挿絵はいかにも甘い少年少女のイメージですが、小説の方は3人とも子供っぽいところは残しながらももっとシャープな若者の顔をしている気がします。
あとがきが作家さん毎に3つありますが、4、5頁ずつでそれぞれの青春の思い出をたっぷり語っているところも読みどころでしょう。
富士見ミステリー文庫で出版され、2009年にレーベルが終了しながらも、2015年になって電子書籍化されたことで読むことができました。ありがたい。読む価値がある、楽しめる作品と思います。
森橋ビンゴ氏の「東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)」のシリーズにどこか雰囲気が繋がっているところを嬉しく思いました。
共作者3人のうち「慧」のパートを担当した緋野さんだけがこの後作品を出していないのが残念です。