ぶたぶた日記

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ぶたぶた日記の評価:

4.44/5点 レビュー 16件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 21〜33 2/2ページ
No.13
(4pt)

お久しぶりです。ぶたぶたさん

やっと、帰ってきた「山崎ぶたぶたさん」今回も、とても楽しく読めました。私の近くにも、ぜひ、1匹?いや、1人ほしいです。
 声は、落ち着いた中年のおじさんなのに、とてもラブリーな愛嬌のある姿で、周りの人を幸せにしていき、まわりから幸せにしてもらっているぬいぐるみ。
 今までの作品にはなかった、「ぶたぶたさん」の本当の生活や心の奥底にある心理が見えてきます。
 また「山崎ぶたぶた」さんが、でてくるのを待ってまーす。
ぶたぶた日記 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記 (光文社文庫)より
4334737293
No.12
(5pt)

大好きなぶたぶたとの出会い

かわいらしい外見。ピンクのぶたのぬいぐるみ。
なぜ歩いてるの?なぜ喋ってるの?なぜおっさんなの?!
そんな読者の疑問の声を無視して物語は突っ走る。
いくつか読んだぶたぶたシリーズでこの『ぶたぶた日記』が一番面白かった。前向きな姿勢。優しくて謙虚で、人懐っこい…。
一見、人からねたまれそうなほど人間として大切なもの・正しいものを手に入れているぶたぶた。
それでもぬいぐるみの姿だから嫌味がないのか?
…と思っていたらそんな考えが覆される本編最後のお話『今までで一番怖かったこと』
ほんわか癒し系の内容が続いた最後にこの話を持ってくるとは…。
ぶたぶたがどうしてこんなに優しくて、人懐っこくて、謙虚で、明るい
のかがわかる。
多くの悪意とそれと同じだけかそれ以上の善意に挟まれながら生きているぶたぶたを知ったら、少し元気が出て前向きになれた。
本当に明るく頑張っている人は、本当に辛くて、苦しくて、キツイことを経験して、他人の手を借りながらもそれを乗り越えた人なんだと思った。
ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫)より
B009KZ643S
No.11
(5pt)

大好きなぶたぶたとの出会い

かわいらしい外見。ピンクのぶたのぬいぐるみ。
なぜ歩いてるの?なぜ喋ってるの?なぜおっさんなの?!
そんな読者の疑問の声を無視して物語は突っ走る。
いくつか読んだぶたぶたシリーズでこの『ぶたぶた日記』が一番面白かった。前向きな姿勢。優しくて謙虚で、人懐っこい…。
一見、人からねたまれそうなほど人間として大切なもの・正しいものを手に入れているぶたぶた。
それでもぬいぐるみの姿だから嫌味がないのか?
…と思っていたらそんな考えが覆される本編最後のお話『今までで一番怖かったこと』
ほんわか癒し系の内容が続いた最後にこの話を持ってくるとは…。
ぶたぶたがどうしてこんなに優しくて、人懐っこくて、謙虚で、明るい
のかがわかる。
多くの悪意とそれと同じだけかそれ以上の善意に挟まれながら生きているぶたぶたを知ったら、少し元気が出て前向きになれた。
本当に明るく頑張っている人は、本当に辛くて、苦しくて、キツイことを経験して、他人の手を借りながらもそれを乗り越えた人なんだと思った。
ぶたぶた日記 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記 (光文社文庫)より
4334737293
No.10
(5pt)

ぶたぶた中毒

『ぶたぶた』は慢性中毒になる。
もう何年も異なる展開で色々なぶたぶたが登場したが、読んでいる時は何の疑問も感じず一気に読めて「今回も大満足」。
いつも爽やかで、汚れていたり落ち込んだ気持ちを浄化するパワーがぶたぶたにはある。
『火星年代記』のようにその素性が各本に散らばり、『ポーの一族』のようにこれは独身のころ?
という話がときどき登場し今回も前の話と違う?があるのに、そんなことなど気にならないところがなんともすごい。
本だけにおさまらずショコラ(ぶたぶたさんのぬいぐるみ)が欲しくなる読者もいれば、これがかなり多いようで
本物?はMサイズと作者まで公言。

ひとたび読んでしまうと年に一度は新刊がでているか必ずチェック。
買ったら最後、あなたも『ぶたぶた』から離れられません。
ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫)より
B009KZ643S
No.9
(5pt)

ぶたぶた中毒

『ぶたぶた』は慢性中毒になる。
もう何年も異なる展開で色々なぶたぶたが登場したが、読んでいる時は何の疑問も感じず一気に読めて「今回も大満足」。
いつも爽やかで、汚れていたり落ち込んだ気持ちを浄化するパワーがぶたぶたにはある。
『火星年代記』のようにその素性が各本に散らばり、『ポーの一族』のようにこれは独身のころ?
という話がときどき登場し今回も前の話と違う?があるのに、そんなことなど気にならないところがなんともすごい。
本だけにおさまらずショコラ(ぶたぶたさんのぬいぐるみ)が欲しくなる読者もいれば、これがかなり多いようで
本物?はMサイズと作者まで公言。

ひとたび読んでしまうと年に一度は新刊がでているか必ずチェック。
買ったら最後、あなたも『ぶたぶた』から離れられません。
ぶたぶた日記 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記 (光文社文庫)より
4334737293
No.8
(5pt)

読む「薬」としてご家庭に1冊どうぞ。

カルチャースクールで出会ったのは六人目受講生・ピンクの可愛らしいぶたのぬいぐるみ。
誰かの忘れ物かと思っていたら動きだし話し始め「山崎ぶたぶた」と渋い声で名乗る立派な中年男。
最初は自分の目を疑い驚いていた講師や受講生たちもこの愛くるしい「ぶたぶた」とお茶や酒を飲み交わすうち、いや「ぶたぶた」を見ているうちに自分の中に抱えていた悩みをポツポツと語り始めいつしか心が軽くなっていく・・・何とも癒される1冊です。
色々な書評サイトで評価の高かった「ぶたぶた」、でも動くぬいぐるみのお話でしょ?ファンタジーなんでしょ?となかなか手にとることがなかったのですが大きな間違いでした。
確かに動くぬいぐるみでありファンタジーでもあるのですがそれだけに収まらないのです。
「人」に対して自分の悩みを打ち明けたり相談したり泣いたりするのは大人になってくるとなかなかその相手がいなく、また素直に言葉にならないものだと思います。
でも、もし目の前に全てを受け入れてくれそうな点目のぬいぐるみ山崎ぶたぶた氏がいたとしたら?
おそらく誰にも言えない胸のうちをふと口に出してしまうのではないでしょうか。
そしてそれらの悩みに対してぶたぶた氏も決して自分の意見を強要するわけでもなく相談に乗りました!という態度に出るわけでもなく自分のエッセイを見せることで彼らの悩みの解決口をその人自身に見付けさせてくれます。
タイプは全然違うけど奥田英朗氏の精神科医・伊良部先生みたいに何故か自然と心を癒してくれるぶたぶた氏。
読む「薬」としてご家庭に1冊どうぞ。
ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫)より
B009KZ643S
No.7
(5pt)

読む「薬」としてご家庭に1冊どうぞ。

カルチャースクールで出会ったのは六人目受講生・ピンクの可愛らしいぶたのぬいぐるみ。
誰かの忘れ物かと思っていたら動きだし話し始め「山崎ぶたぶた」と渋い声で名乗る立派な中年男。
最初は自分の目を疑い驚いていた講師や受講生たちもこの愛くるしい「ぶたぶた」とお茶や酒を飲み交わすうち、いや「ぶたぶた」を見ているうちに自分の中に抱えていた悩みをポツポツと語り始めいつしか心が軽くなっていく・・・何とも癒される1冊です。
色々な書評サイトで評価の高かった「ぶたぶた」、でも動くぬいぐるみのお話でしょ?ファンタジーなんでしょ?となかなか手にとることがなかったのですが大きな間違いでした。
確かに動くぬいぐるみでありファンタジーでもあるのですがそれだけに収まらないのです。
「人」に対して自分の悩みを打ち明けたり相談したり泣いたりするのは大人になってくるとなかなかその相手がいなく、また素直に言葉にならないものだと思います。
でも、もし目の前に全てを受け入れてくれそうな点目のぬいぐるみ山崎ぶたぶた氏がいたとしたら?
おそらく誰にも言えない胸のうちをふと口に出してしまうのではないでしょうか。
そしてそれらの悩みに対してぶたぶた氏も決して自分の意見を強要するわけでもなく相談に乗りました!という態度に出るわけでもなく自分のエッセイを見せることで彼らの悩みの解決口をその人自身に見付けさせてくれます。
タイプは全然違うけど奥田英朗氏の精神科医・伊良部先生みたいに何故か自然と心を癒してくれるぶたぶた氏。
読む「薬」としてご家庭に1冊どうぞ。
ぶたぶた日記 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記 (光文社文庫)より
4334737293
No.6
(4pt)

山崎ぶたぶた…エッセイを書く

桜色のぶたぬい、山崎氏をご存じだろうか?
見た目とは不釣り合いなしぶ~い低音と、
可愛らしい容貌と温かい心で関わりあう人を魅了しまくり、
知り合えて本当によかったと思わせるそんな人(ぬい?)なのである。そんな山崎氏が義母(奥さんはれっきとした人間です)の代わりに通うことになったエッセイ講座。
そこで知り合った6人は何かしら問題を抱えているのだが
山崎氏や講座の仲間とふれ合うことにより解決の明かりが見えてくるのである。あっという間の210ページ
心が楽しくなりたいときにお薦めです。
それにしても、
ビーズの目をした桜色のぶたぬいが目の前を歩いていたら
絶対、後をつけちゃいますよ。
ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫)より
B009KZ643S
No.5
(4pt)

山崎ぶたぶた…エッセイを書く

桜色のぶたぬい、山崎氏をご存じだろうか?
見た目とは不釣り合いなしぶ~い低音と、
可愛らしい容貌と温かい心で関わりあう人を魅了しまくり、
知り合えて本当によかったと思わせるそんな人(ぬい?)なのである。そんな山崎氏が義母(奥さんはれっきとした人間です)の代わりに通うことになったエッセイ講座。
そこで知り合った6人は何かしら問題を抱えているのだが
山崎氏や講座の仲間とふれ合うことにより解決の明かりが見えてくるのである。あっという間の210ページ
心が楽しくなりたいときにお薦めです。
それにしても、
ビーズの目をした桜色のぶたぬいが目の前を歩いていたら
絶対、後をつけちゃいますよ。
ぶたぶた日記 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記 (光文社文庫)より
4334737293
No.4
(4pt)

ぶたぶた、「日記エッセイを書こう」の講座に通うの巻

ピンク色したぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶたが活躍するシリーズ。
 今回は、「日記エッセイを書こう」というカルチャースクールを受講した人たちが、ぶたぶたと会って言葉を交わすうちに、それぞれが抱えている悩み事を解決するヒントを得たり、問題に立ち向かう勇気をもらったりする話。 しゃべり、歩くピンクのぬいぐるみを見て、最初は点目になって唖然とする受講者たち。でも、自分の悩みを聞いてもらいたくなる雰囲気が、この生きたぬいぐるみのぶだふたにはあるんですね。だからなのかな、本書でのぶたぶたが、人生相談を受けるカウンセラーや牧師さんのようにも見えました。 本書の六つの話。どれも、普通の生活を送っている人たちが、とても普通の生活は送れないはずのぶたぶた(だってまず、注目されるでしょう。ピンクのぶたのぬいぐるみが、その辺をとことこ歩いたり、話したり、ビール飲んだりしてたら、ねえ)と会って話をすることで、心の屈託や鬱々とした気持ちがすーっと晴れていくと、そういうストーリーです。飼っている動物の仕草や表情にふっと気持ちがなごむような、そういうあたたかな温もりを感じました。 ひとつ残念だったのは、ぶたぶたのモデルになったピンクのぶたのぬいぐるみの写真が掲載されていなかったこと。別の出版社から出ている本には、表紙とかにぶたぶたの写真が載っていたのになあ。本の裏表紙の著者近影の下のほうにでも、「山崎ぶたぶた」近影の写真を掲載して欲しかったです。
ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫)より
B009KZ643S
No.3
(4pt)

ぶたぶた、「日記エッセイを書こう」の講座に通うの巻

ピンク色したぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶたが活躍するシリーズ。
 今回は、「日記エッセイを書こう」というカルチャースクールを受講した人たちが、ぶたぶたと会って言葉を交わすうちに、それぞれが抱えている悩み事を解決するヒントを得たり、問題に立ち向かう勇気をもらったりする話。 しゃべり、歩くピンクのぬいぐるみを見て、最初は点目になって唖然とする受講者たち。でも、自分の悩みを聞いてもらいたくなる雰囲気が、この生きたぬいぐるみのぶだふたにはあるんですね。だからなのかな、本書でのぶたぶたが、人生相談を受けるカウンセラーや牧師さんのようにも見えました。 本書の六つの話。どれも、普通の生活を送っている人たちが、とても普通の生活は送れないはずのぶたぶた(だってまず、注目されるでしょう。ピンクのぶたのぬいぐるみが、その辺をとことこ歩いたり、話したり、ビール飲んだりしてたら、ねえ)と会って話をすることで、心の屈託や鬱々とした気持ちがすーっと晴れていくと、そういうストーリーです。飼っている動物の仕草や表情にふっと気持ちがなごむような、そういうあたたかな温もりを感じました。 ひとつ残念だったのは、ぶたぶたのモデルになったピンクのぶたのぬいぐるみの写真が掲載されていなかったこと。別の出版社から出ている本には、表紙とかにぶたぶたの写真が載っていたのになあ。本の裏表紙の著者近影の下のほうにでも、「山崎ぶたぶた」近影の写真を掲載して欲しかったです。
ぶたぶた日記 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記 (光文社文庫)より
4334737293
No.2
(5pt)

心のいたみを笑って癒す、ぬいぐるみの物語

おー、「ぶたぶた」の最新刊が出ている、と喜びいさんで買ってしまった。しかも期待通り面白かった。楽しく、笑えて、登場人物たちの心が癒される過程にほろっとさせられる。短編の名手が描く6編の日常ファンタジーだ。徳間デュアル文庫の「ぶたぶた」「ぶたぶたの休日」「刑事ぶたぶた」、と単行本の「クリスマスのぶたぶた」に続くシリーズの最新刊。「ぶたぶた」は、バレーボールくらいのぶたのぬいぐるみ。だが、中身は温厚な中年のお父さんで、妻と子供がいる。しかもちゃんと会社にいったりお酒を飲んだり、日常生活になじんでいるのだ。作品では、毎回違う登場人物たちが、のんきで優しいこのぬいぐるみと出会うことで癒されていくすがたがユーモラスに描かれる。彼らはそれぞれに、少しばかりの心の痛みをかかえているのだ。 とはいっても、お説教くささは一切なし。作者はそのへんよく分かっていて、押しつけの人生訓に含まれるトゲをきれいに抜き取ってくれている。しかも現実から目を逸らしていないし、安直な解決も示さない。
 ようするに、難しいことを一切考えずに、読み終わって何かを得たような幸せになれるような、そういう連作短編集なのだ。 今回は、ぶたぶたが「エッセイ講座」のカルチャースクールを受講する。受講者は6人。講座を引き受けた少し自信のない若手小説家、上司のセクハラに怒れない内気なOL、引きこもり気味の女子学生、作家を夢見る主婦、リストラされた中年。
 それぞれの受講者のぶたぶたとの邂逅が、6話に分けて語られる。 今作では、意外に文章上手なぶたぶたのエッセイが毎回披露されるのが楽しい。さらに通しで読むと、これがちゃんとした文章講座にもなっているのだ。名手の手になる、ささやかな極上の1品。読むとみんなにすすめたくなる。
ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記(ダイアリー) (光文社文庫)より
B009KZ643S
No.1
(5pt)

心のいたみを笑って癒す、ぬいぐるみの物語

おー、「ぶたぶた」の最新刊が出ている、と喜びいさんで買ってしまった。しかも期待通り面白かった。楽しく、笑えて、登場人物たちの心が癒される過程にほろっとさせられる。短編の名手が描く6編の日常ファンタジーだ。徳間デュアル文庫の「ぶたぶた」「ぶたぶたの休日」「刑事ぶたぶた」、と単行本の「クリスマスのぶたぶた」に続くシリーズの最新刊。「ぶたぶた」は、バレーボールくらいのぶたのぬいぐるみ。だが、中身は温厚な中年のお父さんで、妻と子供がいる。しかもちゃんと会社にいったりお酒を飲んだり、日常生活になじんでいるのだ。作品では、毎回違う登場人物たちが、のんきで優しいこのぬいぐるみと出会うことで癒されていくすがたがユーモラスに描かれる。彼らはそれぞれに、少しばかりの心の痛みをかかえているのだ。 とはいっても、お説教くささは一切なし。作者はそのへんよく分かっていて、押しつけの人生訓に含まれるトゲをきれいに抜き取ってくれている。しかも現実から目を逸らしていないし、安直な解決も示さない。
 ようするに、難しいことを一切考えずに、読み終わって何かを得たような幸せになれるような、そういう連作短編集なのだ。 今回は、ぶたぶたが「エッセイ講座」のカルチャースクールを受講する。受講者は6人。講座を引き受けた少し自信のない若手小説家、上司のセクハラに怒れない内気なOL、引きこもり気味の女子学生、作家を夢見る主婦、リストラされた中年。
 それぞれの受講者のぶたぶたとの邂逅が、6話に分けて語られる。 今作では、意外に文章上手なぶたぶたのエッセイが毎回披露されるのが楽しい。さらに通しで読むと、これがちゃんとした文章講座にもなっているのだ。名手の手になる、ささやかな極上の1品。読むとみんなにすすめたくなる。
ぶたぶた日記 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ぶたぶた日記 (光文社文庫)より
4334737293