殺戮のディープブルー
評判
殺戮のディープブルーの評価:
4.33/5点 レビュー 9件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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殺戮のディープブルーの評価:
4.33/5点 レビュー 9件。 C ランク
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従来の殺人事件の推理だけでなく、テロリストからの脱出劇や明智の活躍、事件の動機となるミステリアスな遺跡の描写等が盛り込まれている。
テロリスト、遺跡、殺人事件とどのように結びついてくかが楽しみで、最初のうちはわくわくしながらページをめくっていたが、
正直期待外れだった。
まず、殺人事件のアリバイトリックが面白くない。
ここ最近のコミックの事件でもそうだが、単に映像や装置を使っただけ。
読者も大して考えなくても薄々気付くレベルであるし、そうでなくても「なるほど」と思える代物ではない。
「ああそうか」くらいにしか感じない。
原作が劣化がこれ以上進まないだろうと感じた後に本作を読んだからか、最近の原作を読んだ後のような
感覚になった。
原作を辿ってみるとむしろこのころから金田一少年はトリックがつまらなくなり始めたようにも思える。
犯人も明智がべらべらヒントを喋りまくるせいで簡単にわかってしまった。
ついでに動機も意味不明。
タロット山荘の時の小城みたいに、一見冷徹で利己的だが実は人間らしい感情を持った殺人犯…みたいなものを
表現したかったのだろうが、動機がぶっ飛びすぎて「こいつ何だったんだ?」くらいにしか感じない。
小城の話には到底及ばない。
明智の活躍も一見知的な駆け引きで話を盛り上げているように見えるが、
女性ファンと魅せどころ(ページ数)を増やすだけのやり取りに過ぎない。
殺人事件がメインテーマの推理小説には邪魔でしかない。直接殺人事件に結びついているわけでもないし。
これも最近の原作に共通している。
脱出劇も同じ。こちらは事件(殺人)に結びつく点が多いが、その事件自体がつまらないのでは意味がない。
上記のように無駄な要素でページ数を増やした上、肝心のトリックが陳腐なため全体の印象が最悪になっている。
金田一少年の事件簿として読まなければそこそこ良作かもしれない。
無駄な要素を増やすなら面白いトリック考えてください。