かくれさと苦界行

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評判

かくれさと苦界行の評価:

4.38/5点 レビュー 16件。 A ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(4pt)

無益な行為にも、結着はつけねばならぬ

「吉原御免状 」の続編。
<これが遂に覚者になれなかった男の、成れの果ての姿か>
今作から登場する荒木又右衛門の哀切の念。相手と自分の命をやりとりする中で、積み重ねてしまう愚行。
人物として一種爽やかなだけに、余計にその悲しみが迫ってくる。
荒木又右衛門と幻斎の死に様。
作中の人物以上につまらぬ愚行を積み重ねている自分は、果たしてどんな死に様を見せるのか。
それでも「無益な行為にも、結着はつけねばならぬ」。
かくれさと苦界行 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: かくれさと苦界行 (新潮文庫)より
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No.7
(4pt)

無益な行為にも、結着はつけねばならぬ

「吉原御免状 」の続編。
<これが遂に覚者になれなかった男の、成れの果ての姿か>
今作から登場する荒木又右衛門の哀切の念。相手と自分の命をやりとりする中で、積み重ねてしまう愚行。
人物として一種爽やかなだけに、余計にその悲しみが迫ってくる。
荒木又右衛門と幻斎の死に様。
作中の人物以上につまらぬ愚行を積み重ねている自分は、果たしてどんな死に様を見せるのか。
それでも「無益な行為にも、結着はつけねばならぬ」。
かくれさと苦界行 Amazon書評・レビュー: かくれさと苦界行より
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No.6
(5pt)

神君御免状の正体

「吉原御免状」の続編。この巻に至ってその正体が明かされる。ネタバレするとつまらないので他のレビューは読まないほうがいいと思うのだが・・・
 ポーの「盗まれた手紙」ではないが、世の中には内容がわからないゆえにより効力を発揮する書状というものがある。脅迫、というのもそれと同じで、実際に脅しの内容を実行してしまうと、もう恐ろしいものはなくなってしまうということだ。そして、この吉原御免状は神君徳川家康から吉原の創設者庄司甚左衛門に下された書状なのだが、まさしくそういった性質を持つものなのだ。
 この書状を苦心惨憺して入手した時の権力者、酒井忠清は、その内容を見たことが原因で狂死してしまう。さて、果たしてその内容は何だったのか。あとは本作を読んでのオタノシミです ^^
かくれさと苦界行 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: かくれさと苦界行 (新潮文庫)より
410117413X
No.5
(5pt)

神君御免状の正体

「吉原御免状」の続編。この巻に至ってその正体が明かされる。ネタバレするとつまらないので他のレビューは読まないほうがいいと思うのだが・・・
 ポーの「盗まれた手紙」ではないが、世の中には内容がわからないゆえにより効力を発揮する書状というものがある。脅迫、というのもそれと同じで、実際に脅しの内容を実行してしまうと、もう恐ろしいものはなくなってしまうということだ。そして、この吉原御免状は神君徳川家康から吉原の創設者庄司甚左衛門に下された書状なのだが、まさしくそういった性質を持つものなのだ。
 この書状を苦心惨憺して入手した時の権力者、酒井忠清は、その内容を見たことが原因で狂死してしまう。さて、果たしてその内容は何だったのか。あとは本作を読んでのオタノシミです ^^
かくれさと苦界行 Amazon書評・レビュー: かくれさと苦界行より
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No.4
(5pt)

悔やまれます・・・

後水尾院に落胤と認められ、色里 吉原の惣名主となった松永誠一郎と、『神君御免状』を執拗に狙う幕府老中 酒井忠清との戦いを描いた、「吉原御免状」の続編です。剣の技に天賦の才を持ち、立場ゆえに人を斬らざるをえない松永誠一郎、前作で修羅の道を生きる覚悟を決めたとはいえ、それでもまだ煮え切らない態度に歯がゆさも覚えますが、「人殺し」と「勝負」を全く別物にとらえ、「勝負」では一切手を抜かず全力で相手を倒しにいく剣士としての生き方は潔く格好がいい。勝負の相手も、すでに死んだと思われていた鎰屋の辻の仇討ちで有名な荒木又右衛門に、片腕を斬られ復讐の鬼と化した元裏柳生の総帥 柳生義仙と錚々たる顔ぶれ。これだけそろっておもしろくないわけがないでしょう。前作同様、吉塊??の隠された真の姿や天皇と流浪の民との関係など各所で問題が提起されていて、深読みすればいくらでもできるのですが、そんな難しいことは措いておいて剣豪小説としても充分に楽しめます。
「吉原御免状」から登場していた主要人物が次々と死んでいき、一つの時代の終わりと新しい時代の到来を感じさせる本作、解説によると作者はこのシリーズを四部作にするつもりだったそうで、第三部の構想もほぼ固まっていたとのこと。作者の急逝が全くもって悔やまれます。
かくれさと苦界行 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: かくれさと苦界行 (新潮文庫)より
410117413X
No.3
(5pt)

悔やまれます・・・

後水尾院に落胤と認められ、色里 吉原の惣名主となった松永誠一郎と、『神君御免状』を執拗に狙う幕府老中 酒井忠清との戦いを描いた、「吉原御免状」の続編です。剣の技に天賦の才を持ち、立場ゆえに人を斬らざるをえない松永誠一郎、前作で修羅の道を生きる覚悟を決めたとはいえ、それでもまだ煮え切らない態度に歯がゆさも覚えますが、「人殺し」と「勝負」を全く別物にとらえ、「勝負」では一切手を抜かず全力で相手を倒しにいく剣士としての生き方は潔く格好がいい。勝負の相手も、すでに死んだと思われていた鎰屋の辻の仇討ちで有名な荒木又右衛門に、片腕を斬られ復讐の鬼と化した元裏柳生の総帥 柳生義仙と錚々たる顔ぶれ。これだけそろっておもしろくないわけがないでしょう。前作同様、吉塊??の隠された真の姿や天皇と流浪の民との関係など各所で問題が提起されていて、深読みすればいくらでもできるのですが、そんな難しいことは措いておいて剣豪小説としても充分に楽しめます。
「吉原御免状」から登場していた主要人物が次々と死んでいき、一つの時代の終わりと新しい時代の到来を感じさせる本作、解説によると作者はこのシリーズを四部作にするつもりだったそうで、第三部の構想もほぼ固まっていたとのこと。作者の急逝が全くもって悔やまれます。
かくれさと苦界行 Amazon書評・レビュー: かくれさと苦界行より
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No.2
(4pt)

苦界の中

主人公、松永清一郎は極めてストイックな剣豪にして上皇のご落胤。しかもあの宮本武蔵の直弟子で新吉原の総元締め。おまけに裏表の柳生忍び軍団が絡むとあっちゃ、面白く無いわけがない。本作は「吉原御免所状」との前後作といった趣で後に最愛の妻となる不思議な少女おしゃぶとの出合いのエピソードも。戦闘活劇でほどよくエロチック。江戸という時代と吉原という異界。実は徳川家康は影武者で漂泊民の子孫とか、荒唐無稽といえばそれまでだが、歴史の皮肉をこれだけエンターテイメントに仕上げた筆者のパワー。その他の作品にしても同レベルの出来というから恐れ入る。早逝されたのがホント惜しい。
かくれさと苦界行 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: かくれさと苦界行 (新潮文庫)より
410117413X
No.1
(4pt)

苦界の中

主人公、松永清一郎は極めてストイックな剣豪にして上皇のご落胤。しかもあの宮本武蔵の直弟子で新吉原の総元締め。おまけに裏表の柳生忍び軍団が絡むとあっちゃ、面白く無いわけがない。本作は「吉原御免所状」との前後作といった趣で後に最愛の妻となる不思議な少女おしゃぶとの出合いのエピソードも。戦闘活劇でほどよくエロチック。江戸という時代と吉原という異界。実は徳川家康は影武者で漂泊民の子孫とか、荒唐無稽といえばそれまでだが、歴史の皮肉をこれだけエンターテイメントに仕上げた筆者のパワー。その他の作品にしても同レベルの出来というから恐れ入る。早逝されたのがホント惜しい。
かくれさと苦界行 Amazon書評・レビュー: かくれさと苦界行より
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