生者の行進
評判
生者の行進の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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生者の行進の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
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隼人、冬子、美鳥、スオウという四人の少年少女が主人公。
彼らの間で激しい恋心や憎しみが行き交い、秘められていた過去の「罪」が明らかになっていく。
ストーリーとしては面白かったです。
しかし、やや不満な点も……。
登場人物の造形や風景描写など、大変繊細で美しいイメージで描かれています。
でも、前作とは異なり「現代の日本」を舞台にしているので、どうも違和感が……。
「こんな人、現実にいるかな?」とか「行動や言動が突飛すぎるのでは?」と感じてしまうのです。
まるで夢物語の中ですべてが進行していくような……悪く言えば「絵空事」に思えてしまって。
のめりこんで楽しむことができませんでした。
いっそ前作のように「現実と似ているけれど、全く違う世界のお話」であれば、
すんなりと物語世界の中に入り込めた気がします。
ラストにも不満が。
ミステリに倫理観を持ちこむなと言われそうだけど「え、自首しないの?」と思ってしまいました。
すべてを四人の秘密として、罪を抱えたまま生きていく。
美しい終わり方ではあるけれど、やはり何だか違和感が。
ファンタジー世界のお話だったら、そんなことも思わなかったのでしょうけれど。