月のさなぎ
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心と体の性の不均衡に悩む10代が描かれた青春小説かと思いきや、終盤 話のスケールはどんどん大きくなり、やがては"人類滅亡"、"世界の浄化"。 こんなに素晴らしい作品があまり世に知られていないのはとても惜しい。 | ||||
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性別のない子供たちが性の決定により成人を迎える、という発想は奇想天外。 だが、表現の媒体が稚拙にすぎ、高等学校文芸同好会の同人誌を読んでいるよう。 カバーに描かれた人物は制服姿の薄荷さんだろうか。学園の制服は空色の絹のリボンのはず。 残念な大賞作。 | ||||
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ファンタジーノベル大賞優秀作。 性別のない、少年とも少女ともつかない子どもたちが学園生活を送る閉鎖世界……。 この設定自体は少女漫画などでありがちなパターンです。 しかし丁寧に描写された世界は大変美しく、独特の味わいがありました。 ストーリーも、ミステリーとしてはやや物足りない点はありつつも、最後までぐいぐいと読ませてくれる展開でした。 惜しむらくは、登場人物たちに感情移入しづらいこと。 他の方のレビューでも書かれていますが、登場人物の心理が伝わりにくいし、共感しづらい。 風景や世界の描写は非常にうまいだけに、心理描写の物足りなさが目立ちます。 各章ごとに話の語り手が変わっていることが原因の一つかな、と思います。 多面的な角度から物語を進めていく意図でしょうが、この話ならば誰か一人に視点を絞って書いても良かったのでは…という気もしました。 短いスパンで視点が変わると、読者は誰の気持ちに沿って読み進めていけばよいのか、戸惑ってしまいます。 あともう一歩、という感じです。 受賞後第一作がまだ出ていないようですが(2012年現在)、次回作も注目したい作家です。 | ||||
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恩田陸さんや学園ものが好きなので、かなり期待して手に取りました。 上手い新人さん。設定とか、情景描写とかは好みだしすごくいいです☆ 長野まゆみさんぽい世界観もちょっと入ってる感じ。 文学的でとても綺麗な世界観なのですが、惜しむらくは、 キャラクターに血肉を感じられなかったというか、 読者としてのめりこむのではなく、最後まで一枚の美しい絵画を鑑賞しているように 傍観者で終わってしまった感じがあります。 個人的に、パタンと本を閉じたときに「ふ〜、面白かった!」と 素直に感じさせてくれる本が好きなので、そこが残念だったかな…? でも、筆力のある作家さんだと思うので、今後が楽しみです!次回作に期待です。 | ||||
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小学館文庫大賞を受賞したパークチルドレン。 今回も閉じ込められた空間で生きる性別の判別していない子供たち・・・ 設定がどことなく似ているような・・・ そして恩田陸の六番目の小夜子を彷彿とさせる状況・・・ でも、この人は新鮮でみずみずしい感性が全体に光っているんですね。 もっと違った作品を読ませて欲しいです。 | ||||
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