モルダウの黒い流れ
評判
モルダウの黒い流れの評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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青春小説と巻き込まれ型のスパイ・サスペンスをブレンドした話。前半は青春小説がメインだが、くだくだしくて退屈だった。だが、後半の急転直下の逃亡劇は、まずまずの読み応えがあった。特に、冴えない青年だった主人公が、その場その場をとっさの機転で切り抜けていく様は、なかなか悪くない。ただ、エンディングがやはり冗長で、前半のつまらなさを思い出させられるのが残念。
なお、原題(Night of Wenceslas)のウェンツェスラスとは、チェコ名をヴァツラフスケ・ナメステイという、プラハの中心街の事で、主人公が後半ここで体験する大変な夜が、本書のハイライトとなる。邦題は、プラハを代表するものとして、より日本人になじみのあるモルダウ河に変えたのだろう。