極北が呼ぶ
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
極北が呼ぶの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
既読の「モルダウの黒い流れ」「シロへの長い道」「チェルシー連続殺人事件」はどれも全くタッチの違う物語でしたが、この作品でまた作者はがらりと作風を変えてきました。あらすじはすでに記載があるので省くとして、本作の特徴は、とにかく克明な主人公の生物学者のシベリア潜入活動の描写です。彼がある任務を負って行動していることは確かなのですが、自分には一文の得にもならないはずの任務のためになぜそこまでするのか、ずっとその疑問がつきまといます。なお、その疑問は大団円に至ってもちょっと理解ができずに終わってしまいました。 凍ったクレバスから発見された生き物の死体が最初はマンモスかと思われ、調査するうちに氷河期を生きた若い妊婦だったことが判明する冒頭の面白さは、壮大な地球ロマンに至る冒険を期待させましたが、後の手堅い展開にかなり面食らったというのが正直なところ。物語のラストに添えられた女性登場人物への心遣いは、彼女の献身になにか一つでもと願うフェミニストな読者の気持ちにちょっと応えてくれましたね。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|