〈沈黙の魔女〉モニカは第二王子を狙う敵を極秘裏に“処理”。生徒会会計にも抜擢され、護衛任務は順調……かに思えた。

王子暗殺を目論んでいた意外な犯人にショックを受けるモニカ。だが次の試練ーーチェス大会は目前に迫っていた。

チェス大会での侵入者騒ぎをよそに、第二王子のお披露目のため学園祭は強行……そんな状況を不審に思いつつ、モニカは悪役令嬢や〈結界の魔術師〉と護衛計画を詰めていく。

公爵邸への潜入で輪郭を表した、第二王子に関する仮説。

呪竜騒動へのクロックフォード公爵の関与を疑うモニカ。

学園も冬休みに突入。

連行された生徒会長を助け、帝国との戦争も回避する。そのための作戦は、失敗すれば己が処刑される危険なもの。

古代魔導具〈偽王の笛〉の影響下、上位精霊たちが牙を剥く危険な森で、七賢人は事態の収拾のため行動を開始した。

学園祭を終えて一段落……かと思いきや、冬休み前の学園には不思議な難事件（？）がいっぱい！ 盗み食いの容疑者としてグレンが捕まったり、学園なのに迷子の少女が見つかったり、正体不明の火の玉が目撃されたりーー第二王子が怪しいおまじないに巻き込まれたり。

壬氏が宦官ではないと知ってしまった猫猫。

玉葉妃の妊娠により、再び後宮に戻ってきた猫猫（マオマオ）。 皇帝の寵妃ということもあって、それは秘密厳守。

子の一族の反乱がおさまり、宮廷では皇子が生まれたことで玉葉妃が正室になった。

第18回MF文庫Jライトノベル新人賞《優秀賞》受賞作 目を覚ますと、私は見知らぬ洋館にいた。