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寝台特急『北陸』58分間の密室
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■寝台特急『北陸』58分間の密室 (トクマ・ノベルズ)
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発行日:2002年11月30日
出版社:徳間書店
ページ数:210P
【あらすじ】
北陸の小京都、金沢を訪ねた冬木雅彦。目的は女性向け総合誌『クロッシュ』の日本海美味紀行の下見を行うためだった。女性誌の編集長として、自らが取材に赴くのが冬木の執着で、それが七年間、編集長の首がもった原因だと思っている。香林坊の交差点を右に折れると、『加賀百貨店』が目に入った。今週の催し物で、『秋の秀作版画展』が開催中だった。後学のために立ち寄った冬木は、その展示品のひとつ、日本画壇の大御所、千代田白龍の『いよぼやの群れ』を覗き込んだ。そして、エディションナンバーが同じ物を銀座の画廊で見たことを思い出した。だが、その場にいた美術商は自分の常設画廊である赤坂ならあり得るが、銀座はないというのだ。不審に思いながら会場を後にした冬木は、それから新潟に向かった。千代田白龍は村上出身の画家だった。村上の『鮭の博物館』を取材で訪れた冬木は、そこで六十歳前後の凄惨な死体に出くわした…。
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