発行日：1999年12月01日

出版社：講談社

ページ数：319P

【あらすじ】

戊辰戦争の傷跡がいまだ濃厚に残る「明詞時代」の東京で、ばらばらに斬殺された美女の死体が次々に発見された。事件に関わることになった元・公家の九条は、友人の朱芳の推理に期待をかけるが…。〈ソフトカバー〉

発行日：2003年04月01日

出版社：講談社

ページ数：418P

【あらすじ】

戊辰戦争の傷跡癒えぬ東京で、美女ばかりを描いた錦絵が評判を呼んでいた。だが描かれた女がバラバラ死体で、それもなぜか稲荷で発見される事件が続発、町に恐怖が広がる。元公家の九条は捜査に乗り出すが、非道の犯行は止まらない。困惑した九条は病床の友人朱芳の頭脳に望みを託す。驚愕の結末が待つ傑作推理。