発行日：1989年04月01日

出版社：毎日新聞社

ページ数：279P

【あらすじ】

“殺人の証拠を握っているぞ”という脅迫状が、東西大学教授で、万葉集研究家の菱田英太郎の許に舞い込む。続いて若い女の全裸死体が南軽井沢の別荘で発見される。山上憶良の歌の謎をめぐって、事件は二転三転。タロット日美子・二階堂警部のおしどりコンビの推理は!

発行日：1992年01月01日

出版社：光文社

ページ数：284P

【あらすじ】

日美子は友人の菱田実那子から相談を受けた。彼女の父・大学教授の英太郎が、神戸で殺人を犯したと、脅迫されたのだ。日美子はタロットで真偽を占うが、結果は“真”!苦悩する実那子のために日美子は神戸へ。英太郎が傾倒する山上億良の歌に秘められた謎とは?一方、軽井沢の菱田家の別荘で変死体が。著者の真骨頂、古典暗号ミステリーにタロット日美子が挑む。

発行日：2000年04月01日

出版社：徳間書店

ページ数：286P

【あらすじ】

二階堂日美子は、高校時代の友人、菱田実那子から深刻な相談を受ける。万葉集の研究者で大学教授である彼女の父・菱田英太郎が淡路島で殺人を犯しており、その証拠を握っているという神戸の私立探偵から脅迫されたというのだ。殺人話の真偽をタロットで占ってみると、事実と判明…。日美子は真相をつきとめるため、危険を承知で神戸に向かうが…。タロット日美子と二階堂警部の名コンビが贈る長篇推理。