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シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱
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■シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱
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発行日:2014年07月24日
出版社:早川書房
ページ数:240P
【あらすじ】
2012年、オリンピック開催に沸くロンドン。アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、早々に除隊したものの、物価の高さと仕事のなさに鬱々としていた。このままでは路頭に迷ってしまう。そんな折、友人ミカーラからフラットシェアをすすめられた。シェアの相手はシャーリー・ホームズ。ちょっと変わった女性だという。だが、実際に会ったシャーリーは、ちょっとどころではなく変わっていた。乗馬服に身を包んだ清楚な美貌、人工心臓を抱えた薬漬けの身体、初対面で経歴を言い当てる鋭い観察眼、死体置き場で寝起きする図太い神経。なにより驚いたのは、彼女が頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう、世界唯一の顧問探偵であることだった。 ベイカー街221bで同居を始めてまもなく、ヤードの女刑事グロリア・レストレードが訪ねてきた。死体がピンク色に染まる中毒死が続発しているらしい。いまだ無職のジョーはシャーリーに連れられて調査に赴く。それは二人がコンビを組む、初めての事件だった。 表題作に短篇「シャーリー・ホームズとディオゲネスクラブ」を加えた、目覚ましい独創性と原作への愛に溢れた、女性化現代版ホームズ・パスティーシュ登場!
著者について
高殿円プロフィール たかどの・まどか 1976年兵庫県生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア 三つの星』(角川文庫)でデビュー。第1回エキナカ書店大賞受賞作『カミングアウト』をはじめ、『カーリー』、『剣と紅』『上流階級 富久丸百貨店外商部』など多数著書がある人気作家。2010年に上梓した『トッカン―特別国税徴収官―』で大好評を博した〈トッカン〉シリーズ(早川書房刊)は、続篇『トッカンvs勤労商工会』、そして第3弾にあたる『トッカン the 3rd おばけなんてないさ』と書き継がれ、「トッカン 特別国税徴収官」のタイトルで日本テレビ系で連続TVドラマ化もされた。
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