■スポンサードリンク


(短編集)

スズキ



このページは、小説に登録されている書籍について、小説ページに表示させるメインの書籍を設定するページです。

書籍一覧

1件 登録されています

■スズキ

スズキ
【Amazon】
発行日:2013年09月01日
出版社:桜門書房
ページ数:212P
【あらすじ】
第4回USEN朗読文学大賞奨励賞受賞作。 35年以上もたって、小学校のころのぼくの同級生、スズキから電話がかかってきた。宗教の勧誘か商品のセールスではないかと疑ったが、そういうことではない、とはっきりと口にしたので、会ってみることにした。 もんじゃ焼屋で、スズキから語られる凄惨な事実。いま明かされる新たな真実。 スズキとはいったい誰だったのか? ぼくは思い出した。小学校時代の同級生にスズキが二人いたことを。目のまえにいるスズキとはべつのスズキの凄惨な事件を。 (第4回USEN朗読文学大賞奨励賞受賞作「スズキ」) 三十年ぶりに、二十代前半にやっていたメロコアバンドのメンバーから西新宿に誘われた私は、奇異な思いを感じながらも、会うことにする。 私たちのバンドは、当時はちょっとした人気で、情報誌のライブ欄に、自由奔放で独創的、カリスマ性の高いバンドとして紹介されたりしたものだったが、何者かにギタリストが殺されたことにより、解散したのだった。 西新宿の、東京の中心にあいている大きな穴のような広大な空き地で。 三十年前と現在をつなぐ西新宿を舞台に、三十年間のさまざまな男の思いが強く交錯する恋愛ミステリ。 (「My Space 2 音の雫」) ぜったいエースの女子高生、君島ミクは、土曜日になると野宿をする。 クレーマーの我王は、クラス委員長選で、当選をねらう。 図書委員の夏帆は、週2日、図書室のカウンターにいる。 駅前の書店の娘、可奈は、店を手伝う。 進学校を舞台に、4人の思惑が交錯したとき、その万引き事件は起る。 「日常生活の謎」系学園ミステリ。 (「先生、私、きっぱりと辞退したのですけれど」) 3つの短編と,1つの中編が収録されている短編集。
※現在選択中です