発行日：1992年11月30日

出版社：講談社

ページ数：202P

【あらすじ】

新宿駅発最終の夜行列車に乗った恵子は、不帰の客となった。信州のきんもくせいの芳香に吸い寄せられた人びとのそれぞれの悲劇…。ミステリー長編、旅情&連鎖。

発行日：1994年11月30日

出版社：講談社

ページ数：187P

【あらすじ】

新宿発の最終夜行列車で夜明けの信州を目指し、一人旅に出たOL中瀬恵子が消息を絶った。恵子の行方を探す傷心の父正治は、恵子の訪れた場所で轢き殺される。死の直前の正治と出会っていた北里は、新宿署・牛尾と協力し、犯人と覚しき不倫風の二人連れを追うが…。背後に見え隠れする人間達の黒い構図とは。

発行日：1995年11月30日

出版社：講談社

ページ数：226P

【あらすじ】

樹齢八百年といわれる金木犀の強い芳香に魅き寄せられるように、新宿発の最終夜行列車で夜明けの信州を目指し一人旅に出たOL中瀬恵子はふっつりと消息を絶った。恵子の行方を追った父正治も金木犀の大樹の傍で轢死した。正治と夜行列車で出会った北里は二人の死の背後に潜む不倫の男女を追ったが…。

発行日：2006年03月31日

出版社：角川書店

ページ数：226P

【あらすじ】

新宿発の夜行列車で信州へ一人旅に出たOLの中瀬恵子。だが、彼女は「樹齢八百年の金木犀を見に行く」という絵葉書を残し、消息を絶った。そして恵子の行方を追う父・正治も金木犀の大樹の傍らで轢死した。正治と夜行列車で出会った医師・北里は、二つの事件の背後に見え隠れする男女の存在を突き止めるが、今度はその女性の死体が発見され…。核心に近づくたびに発生する新たな事件。その驚くべき意外な終着駅とは。