花嫁川柳殺人事件
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作者のシリーズ探偵であるタロット日美子シリーズ第2作として発表された。 横溝正史の『本陣殺人事件』を斎藤氏流に料理した作品。『本陣』のトリックを真似て自殺すると宣言した登場人物が、雪に降りこめられた密室の離れで死んでいるという不可能犯罪を扱っている。 しかし、そのトリックたるや『本陣』の緊密さ、華麗さには到底追いつかないシロモノである。だいたい、『本陣』の全編に流れるのが妖しい琴の調べだったのに対し、『花嫁川柳』では被害者自ら唄って録音した『雪のふる街を』がエンドレスで流れているという設定からしていただけない。これはおどろおどろしいのではなく、ただ根が暗いだけだ。 他にも、被害者が川柳に託した暗号や、目次を眺めていると浮かび上がってくる真相など、意欲は買うが、出来映えはとても認められない。 | ||||
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作者のシリーズ探偵であるタロット日美子シリーズ第2作として発表された。 横溝正史の『本陣殺人事件』を斎藤氏流に料理した作品。『本陣』のトリックを真似て自殺すると宣言した登場人物が、雪に降りこめられた密室の離れで死んでいるという不可能犯罪を扱っている。 しかし、そのトリックたるや『本陣』の緊密さ、華麗さには到底追いつかないシロモノである。だいたい、『本陣』の全編に流れるのが妖しい琴の調べだったのに対し、『花嫁川柳』では被害者自ら唄って録音した『雪のふる街を』がエンドレスで流れているという設定からしていただけない。これはおどろおどろしいのではなく、ただ根が暗いだけだ。 他にも、被害者が川柳に託した暗号や、目次を眺めていると浮かび上がってくる真相など、意欲は買うが、出来映えはとても認められない。 | ||||
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本作は、横溝正史の代表作の1つ『本陣殺人事件』を斎藤栄流にアレンジした作品である。 「『本陣――』に挑戦しよう」という志は良いが、アレンジの仕方が酷すぎる。 本作にはある仕掛けがされているのだが、「ちょっとなぁ」と思う。 犯人・トリック・本書の仕掛け――この3つともイマイチで、あまり楽しめなかった。 当然ながら『本陣――』のネタばらしがされています。 また、ガストン・ルルーの『黄色い部屋の謎』のネタばらし(する必要はあったのかなぁ)もされているので、未読の方はご注意を。 | ||||
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