夢芝居
- 時代小説 (398)
- 知らぬが半兵衛手控帖 (20)
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庶民の気持ちを大切にした主人公が、仲間を殺され、十手を返してまで敵を討つ覚悟が、仲間を思う気持ちが泣かされました。 | ||||
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「知らん顔の半兵衛さん」シリーズ最終巻です。 あとがきで 「庶民の日常生活に生まれる事件を扱い、拘(かか)わる人々の生き様を 白縫半兵衛がどう見つめるかというシリーズだった」 と藤井先生がおっしゃっているように、まさにそんな最終話であったと思います。 生活苦、恋愛のもつれ、武家の横暴、親子の問題などが何度も繰り返され 確かにここのところちょっとマンネリ感を感じては居たのですが、 多分市井に起こる事件というものはそういうもので、 特に代わり映えしない印象は、事件も含めた「日常生活」に暮らす 半兵衛の視線そのものであったのかも知れません。 でも個人的には、各シリーズの中で半兵衛さんが一番好きでした。 見るからに切れ者な剃刀久蔵に対して、半兵衛さんはいわゆる昼行灯ですが ニコニコしながら悪人が震え上がるような脅し文句を言ったり 風采は上がらないけれど剣の腕は一流だったり、そういう部分が 「ここぞ」というところでだけ発揮されるのが読んでいて気持ち良かったです。 「私たちが知らん顔をした方がいいこともある」という台詞には 事実を自分の胸ひとつに収める半兵衛の懐の深さと情けがありましたが、 人のことに知らん顔は出来ても、自分のこととなるとそうは行かない。 だから最終話では、半兵衛さんの「知らん顔」は見られません。 最後のタイトルは、役者崩れの鶴次郎のためのものであり これからも続いていくだろう半兵衛さんとその仲間達の物語を表したものかと思います。 だからまた、久蔵をはじめとするシリーズのどこかで 半兵衛さんと半次に会えることを祈っています。 | ||||
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