南蛮の罠: 新・若さま同心徳川竜之助4
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 | 2013年07月11日 南蛮の罠-新・若さま同心 徳川竜之助(4) (双葉文庫) 怪盗・南蛮小僧が江戸の町に現れた。黒船がもたらした蒸気の力で、蔵をこじ開け、中の千両箱を奪い取っていくという。 しかも、神出鬼没、いまだ、その正体を見極めた者はいない。 そしてついに、南蛮小僧から「幕府の隠し金を頂戴する」という大胆な予告が届けられた。 見習い同心の徳川竜之助は、この難敵を見事捕縛することができるのか!?(「BOOK」データベースより) |
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| 全て中古本だったが大変よかった新品同様で得した感じだ、なるべくまとめて送付してもらうと安くなるので考えてください。 | ||||
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| 梱包も問題なし、本体もきれいで傷も無し、届いた時期も問題なしでした。当たり前なんでしょうがきちんとしていてくれて気持ち良かったです。 | ||||
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| 今回のテーマは、南蛮小僧をなのる怪盗が、蒸気機関や軽気球を駆使してあちこち盗みに入る、という謎。 それを追いかける同心、竜之助と弥生の日常。 このふたつがからみあいながら進みますが、開国の風のなか、異国のめずらしい魔法のような風物にあこがれるひとびとの空気が、事件を重苦しいものにしていません。結末もふくめて、どこかコミカル、どこかさわやかです。 この空気に便乗して、異国人を装い、居酒屋を繁盛させようとする女と、南蛮小僧を利用して金をかせごうとする男。 そんな亜米利加屋のエピソードも楽しく、あたらしもの好きの美羽姫もいい味を出しています。 今回は竜之助の出自がからんでくる事件となり、弥生もかなり本気で出張ってゆくうち、おたがいを意識する気持ちが高まってゆくのも、よみどころ。 ほんとうはうわばみのように酒に強い弥生が、誘拐犯人に飲まされ、酔わされた芝居で、いろいろと本音まじりの嘘をつきはじめるエピソードがかわいくて最高です。ごちそうさま。のラストでした。 | ||||
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| 「新・若さま同心 徳川竜之助」シリーズの第４作。 今回の読みどころは、ウィスキーで酔っ払ったやよい。いろいろ可愛らしい。 ストーリーとしては、蒸気機関車や軽気球を使った盗賊があらわれ、あちこちで信じられないような盗みを繰り返すが、実はその裏には巨大な陰謀があるみたいで……というもの。 二転三転するストーリーがよくできていて、とても楽しい一冊だった。 今回は小栗忠順の性格が掘り下げられている。こういう脇役の書き方が上手い。 | ||||
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