萩の逃れ路: 若殿八方破れ6
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 | 2013年04月05日 若殿八方破れ 萩の逃れ路 (徳間文庫) 信州真田家跡取りの俊介は忠臣の仇討ちのため、ひとまずの目的地である久留米に到着。おきみの母親のための薬もなんとか手に入れたが、宿敵似鳥幹之丞は、すでに姿を消していた。 俊介一行は、江戸へ引き返すこととした。まず足を踏み入れた長府の地で一行を待ち受けていたのは……。(「BOOK」データベースより) |
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| 今までと違う展開になってきたが、どうなるか？ 基本、子供連れは変わらないが。 | ||||
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| 刀での勝負にこだわりを持つわけでもないが、多人数と勝負してひょいひょいと勝つなど、ちょっと想像を絶する部分はあるが、気楽に読める時代小説という位置づけでしょうか。大名の若様とお姫様が勝手に世間を旅する設定は、とても時代小説とは思えないけれども、空想時代小説と考えれば全然問題はないと思います。 期待はずれの面白さなら星５つですが、期待値どおりの内容なので星４つとします。 | ||||
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| やはり、ストレスの多いこの世のやかで、スッキリ気分爽快です 一度読んでください | ||||
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| 長州に到着した俊介一行は廻船問屋の番頭が殺された現場に居合わせます。 そこから始まるご当地グルメならぬご当地事件にいつもの様に巻き込まれてしまう俊介達。 幼い姉妹を狙う侍達を懲らしめながら姉妹を萩へと送り届けます。 ご当地事件に、真田家御家老と真田家が借財している相手先稲垣屋が、各々別に差し向けた刺客との闘い、 等々が絡んだ作品構成は前巻までと同じで、俊介が仇と追う似島幹之丞は直接手を出しません。 10人近い侍に一人で挑んで手加減しながらの勝利にはちょっと興醒めします。 真田の若殿である俊介にあまり人殺しをさせたくないという作者の気持ちもわかりますが、 あまりそこに拘るとご都合主義になってしまいます。 おきみに伝兵衛を付けて先に江戸へ返した俊介を狙う刺客の罠に嵌った俊介。 絶体絶命です。またまた、真田の軍神、御先祖様のご加護で俊介は難を逃れることになるのでしょうか？ 真田の軍神、御先祖様、そればかりでは俊介が難を逃れても我々読者には逃げられます。 工夫を凝らした展開を次作に期待しております。 | ||||
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