(短編集)

ハイキング

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種別
短編集
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あらすじ

2017年10月23日 ハイキング (惑星と口笛ブックス)

個性的であるということは、時に派手であるということを意味しない。相川英輔は遠景のような個性をもった書き手である。この第1作品集の特徴は「リーダビリティー」と「奇想」である。堅実で淡々とした文体、日常を浸食していくストレンジネス。
 描かれるのはすこしだけ影の多い世界である。そこを訪れるあなたもおそらくすでにひとつの影である。(「BOOK」データベースより)

評判

ハイキングの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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ハイキングの総合評価:

9.67/10点 レビュー 6件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6
(5pt)

素晴らしい短編集でした!

先日読んだ『黄金蝶を追って』がとても良かったので、こちらの電子書籍版の話題作も読んでみました。
『ハイキング』
会社の同僚たちとハイキングに出かけた夫が、山中で道に迷い夜になってから帰宅した途端に、これまでにない異常な食欲を発揮してひたすら過食を続けます。
不安に駆られた妻の「祥子」は、夫が道に迷った際に出会ったという謎の老人の行方を追い求めます。
『日曜日の翌日はいつも』
大学生の「宏史」は、オリンピック代表を目指す期待の水泳選手です。ここのところ、急激にタイムを伸ばして周囲を驚かせている彼には、「日曜日の次の日に、彼だけの一日を過ごせる」という人知れぬ秘密があったのです。この作品は、唯一『黄金蝶を追って』の中にも掲載されています。
そのほか、『ファンファーレ』と『打棒日和』の二作品が収録されています。
とても素敵な作品集なので、一日も早く書籍化して、もっと多くの方に手に取って頂きたいと願っています。
ハイキング (惑星と口笛ブックス) Amazon書評・レビュー: ハイキング (惑星と口笛ブックス)より
B076PNF273
No.5
(5pt)

心地よい文体は美徳

みなさん書かれていますが、引っ掛かることなくするすると読める文章に、いつのまにかページが進んでいきます。相川英輔さんの作品は「HIDDEN AUTHORS」や「たべるのがおそい」などの掲載で、いくつか読んでいますが、いつでも心地よい文体がそこにあり、それは親切とか正義とか優しさとかとよく似ていて、作者の美徳だなと感じます。
「日曜日の翌日はいつも」は、SF設定があり青春小説でもありますが、アスリートの孤独について、ひいては人間の孤独について、ストーリー自体が問いかけています。「ファンファーレ」も、SFの設定それ自体が問題提起を内包しており、ラストのメッセージまで含めて完成度の高い作品と思います。「ハイキング」からも「打棒日和」からも、それぞれの色の読後感を受け取ります。
ハイキング (惑星と口笛ブックス) Amazon書評・レビュー: ハイキング (惑星と口笛ブックス)より
B076PNF273
No.4
(5pt)

こんな小説、読んだことない…!

人に誇れるほど読書量があるわけじゃないけど、こんな話はこれまで読んだことがなかった。

4つの話が収録されているけど、全部が違うテイストで、「この小説はこんな感じ」と一言でいい表わすことができない。
以前応募した坊っちゃん文学賞の大賞作「キラキラハシル」はかなりガッカリな作品だったけど、佳作のこちら「日曜日の翌日はいつも」はとてもステキだった。(こっちが大賞のほうが良かったんじゃ…?)

ジャンルを飛び越える作家として今後にも期待を込めて☆5つです!
ハイキング (惑星と口笛ブックス) Amazon書評・レビュー: ハイキング (惑星と口笛ブックス)より
B076PNF273
No.3
(5pt)

好きな文体

西日本新聞の記事を読んで購入。
表題作「ハイキング」がとても良かった。祥子は夫のためなら何も躊躇しない。その潔さが素敵だった。全体はおどろおどろしいのに、ラストシーンはとっても微笑ましい。アンバランスが魅力の短編。〇〇の正体は、やっぱり●●だったのだろうか。
他3作も、とても読みやすい文章なのに、描かれているものは深く、激しかったりする。「さらり」と読めてしまうけど、「ざらり」とした作品集たちでした。
ハイキング (惑星と口笛ブックス) Amazon書評・レビュー: ハイキング (惑星と口笛ブックス)より
B076PNF273
No.2
(5pt)

驚愕の作品

期待以上の作品で最初から惹き込まれる内容でした。
普段小説を読まない私でも、短編小説なのでとても読みやすかったです。
作品としてはどのストーリーもしっかり創りこまれていますので、隙間時間に読んでいましたが続きが気になって早く読みたい!という衝動に駆られてしまいました。

4作品の中にはミステリアスでちょっとしたオカルトホラー、時には息を呑むような感動話もあったので、私としてはどれも楽しめました。
始まりはリアルな日常が描かれており、そこからジワジワと奇妙な展開に進んでいきます。
各登場人物の心理が深く表現されているので感情移入してしまうこともしばしば。
文面から広がる想像から不思議な体験をした気分になり、独特な世界観に魅了されてしまいます。
それほど、この作品は素晴らしいといえますね。

この価格で読み応えのある内容満載なので、非常に満足していますし、購入して良かったです。

今後のご活躍も祈念しております!
ハイキング (惑星と口笛ブックス) Amazon書評・レビュー: ハイキング (惑星と口笛ブックス)より
B076PNF273

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