(短編集)
短篇集ダブル サイドB
- SF (393)
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パク・ミンギュは「カステラ」ピンポン」のようなSF、ファンタジー、マジックリアリズムの手法の作家であるイメージが強いが、これは「三美スーパースターズ」のような路線がもっとおとなになったような短編集で素晴らしかった。 特徴は、どの作品も傑作だということ。「昼寝」の高齢者の恋、「ルディ」の怖さ、「ビーチ・ボーイズ」の若者像と不思議なラストシーン、「アスピリン」の非日常の日常性、「アーチ」の人情と人間の本音、「星」の純情、「ディルドがわが家を守ってくれました」のおかしさとバイタリティ。そして最後の、祖父と父が北朝鮮の出身というパクミンギュのルーツも彷彿させる「膝」まで、傑作でないものがない。これほど粒ぞろいの短編集はなかなかありません。 サイドAもいいのですが、完成度の高さはBの方が上かもしれません。ただAもかなり良いです。 | ||||
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