生と死の支配者
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さながらジェット・コースター. ただし「ドンキホーテ」屋上にあったほうの. とにかく,次から次へと目まぐるしく事件が発生. それぞれの事件は,それだけで独立したSF作品が書けそうなくらいのネタ. が,「こんな発見があった」という通信一つで済まされたり,報告書一枚で終わったりと,盛り上がりに欠ける事夥し. 人類初のエイリアンとのファースト・コンタクトすら,まるで市役所での書類手続きか何かのように,淡々と進行. 金星が爆発してもベタ記事扱い. 人類が遥か深宇宙に進出した頃の話ならともかく,近未来で惑星が一つ大事故を起こしたら,大騒ぎなんてものじゃないと思われるのだが. しかも,それら発見や事件が,伏線も殆どなく,実に都合よく起きてくれるものだから,何度かあるどんでん返しも,まるで予定調和としか感じられず. また,主人公も極めて冷静.というより,感情を持ち合わせていない. 恐ろしく大きな決断をしているのに,迷い一つ見せず. そんなだから,「性格が変わったな」などと言われても,どこがどう変わったのか,読者にはさっぱり. 最後までこの調子のため,ただでさえ出来の良くないオチも,完全空振り. USJに行ったほうがいい. 【関心率0%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】 | ||||
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2232年、地球人口が70億人に達したのを受け、国連組織『人口平均化施行局』が開設。希薄地への強制移住のほか、異常遺伝子保持者の断種、そして弱者に対する安楽死の執行を開始する…その有能な副長官であるウォルトンは、己の信念に従い日々ハードな職務をこなしていたが… という20世紀の悪夢のようなストーリー。 ただこの作品が発表された’57年(当時人口は30億人に満たなかった)の予測を遥かに超えて、実際には2013年前後に世界人口は70億人を突破するらしい。いまや “人口問題”と、それとの関連性が強い “環境問題”は、20世紀の核戦争に代わる慢性的恐怖感の代表に成長し始めている。 地球が人間を無限に支えられない以上、21世紀もまた文明の綱渡りは続いて行きそう。…でもSFは地球環境が悪化した時期に良い作品が現れるみたいだから…まぁ…いいや。 | ||||
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