SAS/ソマリア人質奪回作戦
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SAS プリンスマルコのシリーズです。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
訳者の解説を読むまで知らなかったが、この当時(1979年)で七千万部、 最終的には174作まで書かれた、欧米で大人気のスパイシリーズの中の一冊であった。 解説によれば、主人公マルコは、オーストリアの貴族出身でアルバイトでCIAの諜報員をやっているという異色キャラ。 007と類似していながら、その相違点は、暴力を忌み嫌う紳士である点とのことだが。。 本書ではマルコは、きわめて凶暴で、人を殺しまくっている。 全編を貫くエロとグロ、暴力。 目まぐるしく変わる展開は映画的で、一気に読ませるのだが、 誘拐されたアメリカ大使一家を救出するためとは言え、あまりに犠牲が多くはないだろうか。 本作が価値を持つのは、ソマリアという舞台の特殊性だろう。 排他的、暴力的な殺伐とした土地でありつつ、そこにはやはり人々の生活があり、大地の熱い息吹がある。 ジャーナリスト出身で、現地取材を徹底する主義の作者なので、リアルな70年代のソマリア像が描かれているのだろう。 今も昔もなかなか実際に行くのも容易ではない土地であり、もはや確かめようも無いのだが。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|