SAS/イスラエル嘆きの壁の女
- SASシリーズ (63)
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プリンス・マルコ・シリーズの1978年の第51作。亡命しようとして撃たれたKGBの大佐が、息を引き取る前に米国当局に驚くべき情報を打ち明ける。何とイスラエルの軍参謀総長がソ連のスパイだというのだ。最近イスラエルとしっくり行っていないCIAは、相手に内緒で確証をつかんで鼻を明かしてやろうと、マルコを調査に派遣する。 これと言った欠点は指摘できないのだが、何だかパッとしない話だった。セックス&バイオレンス描写が、悪趣味と言いたくなる程どぎつくなかったのが、まあ不幸中の幸いだろう。 本筋以外で残念な事が1つ。前々作「セーシェル沖暗礁地帯」で、気の毒な死を遂げたイスラエル人のために、いつかイスラエルに行って木を植えてやろうとマルコが思いめぐらすシーンがある。本書ではせっかくイスラエルに来たのに、この植樹についての言及が全くなかったのが残念(イスラエル側から、セーシェルの件でイヤミを言われるシーンはあったが)。木を植えるどころじゃないでも何でも良いから、一言ほしかったと思う。 また、「セーシェル」で感じた、イスラエル人の凄みが感じられなかったのも、本書が何となくパッとしなかった一因かもしれない。 | ||||
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